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【保険代理店”目線”のまとめ記事】28種類もある建設業の種類について「建設業許可」で分類される各業種を徹底解説!

【保険代理店”目線”のまとめ記事】28種類もある建設業の種類について「建設業許可」で分類される各業種を徹底解説!

保険の営業マンから建設業の企業保険について提案を受けたことはありますでしょうか?

その時こんなことはありませんでしたか、、、

かけだし営業マン「社長!いい保険があります」

社長(あなた)ほう、、」

かけだし営業マン「社長のところは建設業ですよね?ケガが心配かとおもいます」

社長(あなた)ほんとうにこの営業マンはうちの業務についてわかっているのかな??、、、(心の声)」

かけだし営業マン「最近のケガの保険ってすごいのですよ。こんなんとか、こんなものがございまして~、、、」

社長(あなた)建設業とひとくくりに考えないでおくれ~、、わかってほしい、、、もっとうちの業務について聞いておくれ~(心の声)」

以上、ざんねんながら、、、このような商談ではすすめてもらう提案が本当に自社の業務に見合ったものなのかどうか不安になっちゃいますよね。このコラムを書いている私も保険会社の研修かけだしのころは、建設業をひとくくりだと勘違いしておりました。でも、じつは違うのです!!ご存知のとおり28業種に細分化されているのです。ここをしっかり保険営業の担当者と共有できているかどうか、事故が起きてしまった際のすれ違い契約にならないようにするためにも、しっかり把握するべきだと考えます。

建設業の工事には大きく分けると28種類あり(許可業種区分に解体工事を含めると29業種となります)、それぞれの細かな業種ごとに建設業許可というものが存在します。実際にはその建設業28業種の中にはもっと細かな工事によっての分類がございます。

今回は建設業28業種に着目し、建設業許可との関係性について保険代理店の観点からの解説とそれぞれの業種についての関連記事リンクをご案内します。

【目次】

1.建設業28業種にはどんな業種があるのか?各業種についての関連記事などを紹介します

・土木一式工事業

・建築一式工事業

・大工工事業

・左官工事業

・とび・土工工事業

・石工事業

・屋根工事業

・電気工事業

・管工事業

・タイル・レンガ工事業

・鋼構造物工事業

・鉄筋工事業

・舗装工事業

・しゅんせつ工事業

・板金工事業

・ガラス工事業

・塗装工事業

・防水工事業

・内装仕上工事業

・機械器具設置工事業

・熱絶縁工事業

・電気通信工事業

・造園工事業

・さく井工事業

・建具工事業

・水道施設工事業

・消防施設工事業

・清掃施設工事業

2.建設業許可証はある程度の規模の工事を請ける場合必要となります

3.許可の取得後は金看板と損害保険を用意しましょう

4.今回のまとめ

 

建設業28業種にはどんな業種があるのか?各業種についての関連記事などを紹介します

一言で建設業と言いましても、内容が全く異なる場合がありますので注意が必要です。

建設業は主に28の業種に分かれており、細かく細分化されています。下記に事業の内容の解説と詳細工事を記載しました。

・土木一式工事業

総合的な企画、指導、調整のもとに土木工作物を、建設する工事(補修、改造又は解体する工事を含む)

水力発電施設工事、トンネル工事、道路工事、鉄道工事、軌道工事、一般橋梁、道路または鉄道の鉄骨鉄筋又は鉄筋コンクリート造りの高架橋、跨線道路橋、さん橋、モノレール等の工事、河川・砂防・海岸・治山施設工事、貯水池・用水池・プールなどの建設工事、水路工事、かんがい排水施設工事、港湾施設工事(防波堤、岸壁等)、埋立工事、千拓工事、開墾工事、上水道工事、下水道工事、宅地造成工事など

土木一式工事業において一番多い労災事故は墜落・転落となります。職場のあんぜんサイトの報告によると合計520人の死亡災害のなかで118件が墜落・転落事故となり、ランキングトップとなります。そのなかでもブル・トーザーからの転落事故の危険について下記コラムにて掲載しております。

関連コラム▶土木一式工事業にひそむリスク、、、『死亡事故労災事例からリスクを想定・必要となる任意労災!』

・建築一式工事業

総合的な企画、指導、調整のもとに建築物を建設する工事

建築一式工事、外壁工事、ビニールハウス、観客席の取り付け、IHオール電化、エクステリア全般、サイディング、全体リフォームなど

この業種については、自社で直接施工をすることがない元請け【元請け責任】としても、実際工事を行う下請けとしても、保険は必要となってきます。工事中の賠償事故や建設中の建築物の事故、さらには引き渡し後に起こる賠償事故にも備えることが重要です。

また、労災に関しては、下請けの労災事故も元請けの責任となるので注意が必要です。

建築一式工事業のお仕事中のケガについては下記コラムをご覧ください。

関連コラム▶【注意】足場組立時や足場作業中の事故も多い!建築一般工事業における労災とは

建築一式工事業の賠償保険についてはこちらの下記コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【建築一式工事業】元請けも下請けも保険は必要です

・大工工事業

木材の加工又は取付けにより工作物を築造し、又は工作物に木製設備を取付ける工事

大工工事、型枠工事、造作工事など

この大工工事業について、特に多いのが足場や高所からの事故です。高所作業からの墜落や転落による事故はひとたび重大災害につながりやすいです。そんなときに政府労災や特別加入以外でも必要となってくるのが、任意労災や工事の賠償保険となります。ヒヤリハットの法則を意識しながら社内教育をしていき、事故を未然に防ぐ、起こってしまった際には万全な備えを用意しておく。これが重要なポイントです。詳細コラムでは、実際の事例をもとにこの大工工事業ならではのリスクについて取り上げています。

大工工事業については下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【足場や高所が原因の労災に注意】大工工事業の労災事故に保険で備える

・左官工事業

工作物に壁土、モルタル、漆くい、プラスター、繊維等をこて塗り、吹付け、又ははり付ける工事

左官工事、モルタル工事、モルタル防水工事、吹付け工事、とぎ出し工事、洗い出し工事など

左官工事は外観の美しさを造るだけではなく『床や壁の耐久性を高める』『アレルギー対策となる』など仕上がり表現以外にも重要な役割があります。屋根上での墜落事故や外国人労働者による労災隠しで送検された案件など様々ございます。

左官工事業についてまとめた下記コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【コテを使った匠の技】左官工事業の労災リスクとは

・とび・土工工事業

足場の組立て、機械器具・建設資材等の重量物の運搬設置、鉄骨等の組立て

くい打ち、くい抜き及び場所打ぐいを行う工事

土砂等の掘削、盛上げ、締固め等を行う工事

コンクリートにより工作物を築造する工事

その他基礎的ないしは準備的工事

工作物の解体等を行う工事

とび工事、ひき工事、足場等仮設工事、重量物の揚重運搬設置工事、鉄筋組立て工事、コンクリートブロック据付工事、溝工事(エクステリア)、法面工事(崖の落石防止工事)、コンクリート圧送、くい工事、くい打ち工事、くい抜き工事、場所打ちぐい工事、土工事、掘削工事、根切り工事、発破工事、盛土工事、コンクリート工事、コンクリート打設工事、コンクリート圧送工事、プレストレストコンクリート工事、地すべり防止工事、地盤改良工事、ボーリンググラウト工事、土留工事、仮締切り工事、吹付け工事、道路付属物設置工事、捨石工事、外構工事、はつり工事、工作物解体工事など

建築現場で、高所を華麗に動き回ることから『現場の華』とも称される、とび・土工工事業。炎天下での作業で大量の発汗があるにも関わらず、水分・塩分を補給しなかったため、けいれん後死亡労災となる事故が起きています。

炎天下での作業における注意点など、下記コラムをぜひご確認ください。

関連コラム▶『外で行う現場作業では熱中症に注意』とび・土工工事業で起きた労災死亡事故とは

・石工事業

石材(石材に類似のコンクリートブロック及び擬石を含む。)の加工又は積方により工作物を築造し、又は工作物に石材を取付ける工事

石積み(張り)工事、コンクリートブロック積み(張り)工事など

石工事業では、石積みの崩落や石材運搬中の事故が起きています。その他グラインダーというかたい石材の表面を削り加工する作業もおこなわれており、このグラインダーを使った事故も起きています。グラインダーを使用する際には専用の着衣や手袋、ゴーグルやマスクの準備が必須です。

また一人一人の安全意識の向上が事故防止につながります。

関連コラム▶“かたい”石材を加工する「石工事業」で多く起こる労災事故から身を守る方法とは

・屋根工事業

瓦、スレート、金属薄板等により屋根をふく工事

屋根ふき工事、ソーラーパネル設置(屋根一体型)など

屋根工事業については、高所からの転落や落下が多く起きており、重大災害につながる可能性が高いです。足元がふらつくような傾斜のもとで施工を行う際に、滑落でケガをしたり、作業中のミスで賠償事故が起きたりする危険もあります。リスクアセスメントとはリスクの特定、分類、評価をすることを言いますが、この業種ではリスクアセスメントを実行するとともに、ケガの保険、賠償保険をしっかり準備することが必要だと考えます。

屋根工事業については下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶高所作業による屋根工事業で多く起こる”落下リスク”に保険で対応する方法とは

・電気工事業

発電設備、変電設備、送配電設備、構内電気設備等を設置する工事など

発電設備工事、送配電線工事、引込線工事、変電設備工事、構内電気設備(非常用電気設備を含む)工事、照明設備工事、電車線工事、信号設備工事、ネオン装置工事、ネオン付きの看板の設置、ソーラーパネル設置(屋根一体型を除く)、パチンコ台設置(配線あり)など

電気工事業は資格と実務経験が問われる業種となります。この業種で目立つ事故としては感電に関わる労災事故です。感電事故は死亡リスクが非常に高いため、民間の損害保険が必要となってきます。また、賠償リスクとして、普段はわりと小さめの損害が多いようですが、工事内容によっては停電による休業損害などの重大な間接損害などを起こしてしまうことも考えられます。

電気工事業については下記詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【感電注意!】認可の多い電気工事業における損害保険のチェックポイントとは

電気機械器具をあつかう電気工事業者さまオススメの保険については下記をご確認ください。

関連コラム▶【電気工事関係者必見!】電気機械器具製造業さま向けのおすすめ保険とは

・管工事業

冷暖房、空気調和、給排水、衛生等のための設備を設置し、又は金属製等の管を使用して水、油、ガス、水蒸気等を送配するための設備を設置する工事

冷暖房設備工事、冷凍冷蔵設備工事、空気調和設備工事、給排水・給湯設備工事、厨房設備工事、衛生設備工事、浄化槽工事、水洗便所設備工事、ガス管配管工事、ダクト工事、管内更生工事、ユニットバス設置工事、管工事のための地表調査など

ある損害保険会社の調査によると、事故単価が高い事故原因ランキングの1位は”漏水事故”による対物賠償事故と報告されています。漏水事故は特に賠償金額が高額化しやすく、管工事業を営む経営者にとっては、非常に気を付けたいリスクのひとつともいえます。賠償金額に対しての備えとして以前は1億あれば十分だという暗黙のルールのようなものがありましたが、昨今の賠償金額の高額化に伴い、もはや安心できる金額としては3億円ともいえます。工事賠償保険の設定金額の見直し等をして、安心できる状態にしておくことが万一の際のリスクヘッジとなります。

管工事業における賠償リスクについては、下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶《高額化しやすい!》管工事業に潜む賠償リスクについて【1億では足りない時代へ】

・タイル・レンガ工事業

れんが、コンクリートブロック等により工作物を築造し、又は工作物にれんが、コンクリートブロック、タイル等を取付け、又ははり付ける工事

コンクリートブロック積み(張り)工事、レンガ積み(張り)工事、タイル張り工事、築炉工事、石綿スレート張り工事など

この業種では重いものを扱うからこそ起こるリスクがあります。骨折や加工中の指の切断などの労災のリスクとブロック積みによって通行人がケガをしたり、レンガを落としてカーポートを破損させたりしてしまう賠償リスクが隣り合わせに存在します。更には資材の盗難にも気を付けましょう。

タイル・レンガ工事業については下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【タイル・れんが・ブロック工事業】におけるリスクに備える〈骨折や指切断に気を付けましょう〉

・鋼構造物工事業

形鋼、鋼板等の鋼材の加工又は組立てにより工作物を築造する工事

鉄骨工事、橋梁工事、鉄塔工事、石油、ガス等の貯蔵用タンク設置工事、屋外広告工事、閘門、水門等の門扉設置工事、高所作業を含む看板設置工事、ガソリンスタンド工事、イベント会場設置など

実際に起きた事故を取り上げてみますと、玉掛けやクレーンの資格を持っていない無資格の作業者による事故や高所での作業による労災事故が起きているようです。

鋼構造物工事業における労災リスクについては下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶《まさか!?の無資格事故多発》鋼構造物工事業ならではの労災事故に任意労災で備える

・鉄筋工事業

棒鋼等の鋼材を加工し、接合し、又は組立てる工事

鉄筋加工組立て工事、ガス圧接工事など

鉄筋工事業の工事現場は、工事現場が大規模となることがあり、高所での作業をともなうケースで鉄筋の溶接作業なども行います。特に労災には注意が必要で、切り傷や打撲、骨折などから死亡災害や後遺障害に至るまで、多種多様な事故も起きています。実際に起きた事故についてまとめた次の記事もぜひご覧ください。

関連コラム▶【危険因子多数】鉄筋工事業様の注意すべき労災とは

・舗装工事業

道路等の地盤面をアスファルト、コンクリート、砂、砂利、砕石等によりほ装する工事

アスファルトほ装工事、コンクリートほ装工事、ブロックほ装工事、路盤築造工事など

舗装工事業では、ロードローラー―による作業員の死亡事故やアスファルトフィニッシャーによる足の挟まれ事故などが起きています。

またKY活動における4ラウンド法をしっかり行い、作業員が現場にどのような危険が存在するかを認識し、危険への対策方法を知ることで、現場の安全を守っていくことが必要です。

舗装工事業についての事故例やKY活動における4ラウンド法については下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶舗装工事業におけるリスクに備える《KY活動は重要なリスクマネジメントです》

・しゅんせつ工事業

河川、港湾等の水底をしゅんせつする工事

しゅんせつ工事など

しゅんせつとは、港湾、河川、運河などの底面をさらって土砂などを取り去る土木工事のことをいいます。この業種においても悲しい死亡労災事故は起きています。ドラグ・ショベルと河川のコンクリート壁に挟まれてしまった労災やしゅんせつ船の傾き調査中に酸素欠乏症となった労災事故について取り上げた次のコラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶しゅんせつ工事業の死亡事故例から学ぶ『労災を減らすための5つの対策とは』

・板金工事業

金属薄板等を加工して工作物に取付け、又は工作物に金属製等の付属物を取付ける工事

板金加工取付け工事、建築板金工事、カギの取り付けなど

建築板金とは、外壁の金属サイディングの取り付け工事や雨どいやダクトの工事、台所や厨房・食品工場のステンレス内装張りなどの施工を請け負う業種をいいます。板金工事業や屋根ふき工事においては、墜落防止の措置を取っていなかったことによる死亡災害や安全帯を使用させずに死亡労災などが起きています。

この業種についてを取り上げた下記のコラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【板金工事業・屋根ふき工事】死亡事故に発展する恐れのある業種では任意労災が必要です

・ガラス工事業

工作物にガラスを加工して取付ける工事

ガラス加工取付け工事など

ガラス工事業で扱うガラスは重く、鋭利な面もあるので、手などを切ってしまう危険性に加えて重量があるので落下させてしまった場合には大きな事故につながる可能性もあります。もっとも危険なのはガラスの積み下ろし中となり、手や腕を誤って切ってしまったり、重いガラスに挟まれたり、荷崩れしたガラスや落下したガラスの下敷きになってしまうケースもあります。

他の業種とも共通して3つの備え【労災・賠償・物】が必要となります。

ガラス工事業についての記事は下記コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【注意】鋭利なガラスの積み下ろしに潜むリスクに備える方法とは【ガラス工事業】

・塗装工事業

塗料、塗材等を工作物に吹付け、塗付け、又ははり付ける工事

塗装工事、溶射工事、ライニング工事、布張り仕上工事、鋼構造物塗装工事、路面標示工事など

塗装工事業を営む経営者様から、よく相談がございますのが、塗料の飛散事故による賠償事故についての心配です。塗料が飛んでしまい、現場近くの高級車数台の板金塗装修理が必要になってきますと、高額な損害になることもあります。また、塗装作業を行う際、足場を組むこともありますが、足場の組立て中に資材を落下させてしまい、施主のカーポートを破損させてしまうなどの物損事故にも注意が必要です。そのような塗装工事業における賠償保険のチェックポイントと実際に起きた事故例については、ぜひ次のコラムもご覧ください。

関連コラム▶『賠償保険についてはここをチェック』塗装工事業の賠償事例から保険でのカバー内容とは?!

関連コラム▶塗装業者が加入すべき損害保険とは?【賠償保険と労災の上乗せ保険をピックアップ】

・防水工事業

アスファルト、モルタル、シーリング材等によって防水を行う工事

アスファルト防水工事、モルタル防水工事、シーリング工事、塗膜防水工事、シート防水工事、注入防水工事など

防水工事業で特に注意をしたいポイントは2つあります。ひとつは、”有機溶剤”による事故。もうひとつは”漏水”に関する事故です。詳細コラムでは2つのリスクを取り上げ、施工中だけではなく施工後の備えについての必要性についても取り上げています。

防水工事業について注意をしたい2つのポイントについては下記のコラムをご覧ください。

関連コラム▶【頻発】トルエンによる溶剤中毒や漏水事故に注意『防水工事業で準備すべき保険とは』

・内装仕上工事業

木材、石膏ボード、吸音版、壁紙、たたみ、ビニール床タイル、カーペット、ふすま等を用いて建築物の内装仕上げを行う工事

インテリア工事、天井仕上工事、壁張り工事、内装間仕切り工事、床仕上工事、たたみ工事、ふすま工事、家具工事、防音工事など

内装仕上工事業のリスクについては、既設工事なのか新設工事なのかによって注意点が変わってきます。

既設工事のリフォーム工事現場内などで起こりやすい事故としては、備品や家具などを壊してしまったり汚損してしまう恐れがあります。それに比べて新設工事になると、すでに別業者によって施工された箇所を壊してしまったりする恐れがあります。元請けの保険が使えるケースと使えないケース。使えるけれど、今後の仕事の関係を考えると使いずらいケースもございますので、各自で賠償保険などを準備しておくことをおすすめします。

内装仕上工事業については下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【工事保険の注意点】内装仕上工事業のリスクとは「既設or新設?」

・機械器具設置工事業

機械器具の組立て等により工作物を建設し、又は工作物に機械器具を取付ける工事

プラント設備工事、運搬機械設置工事、内燃力発電設備工事、集塵機器設置工事、給排気機器設置工事、揚排水機器設置工事、ダム用仮設備工事、遊戯施設設置工事、舞台装置設置工事、サイロ設置工事、立体駐車場の設置・修理、エレベーター設置・外し工事、自動販売機の設置、防犯カメラの設置、パチンコ台設置(配線なし)など

機械器具設置工事とは建設現場で組み立て等を必要とする機械器具の設置工事をする業種です。複数のものを組み立てて連動させる工事をおこなうこの業種では、機械に挟まれる死亡災害の報告があがってきています。またICTを活用することで、災害リスクの低減につながることもあり、最近ではウェアラブルグラスやVRなどを利用した最先端の技術を取り入れる手法も試されています。

機械器具設置工事業については次の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【建設ICT活用も手段のひとつ!】機械器具設置工事業での労災事故を未然に防ぐ

・熱絶縁工事業

工作物又は工作物の設備を熱絶縁する工事

冷暖房設備、冷凍冷蔵設備、動力設備又は燃料工業、化学工業等の設備の熱絶縁工事など

・電気通信工事業

有線電気通信設備、無線電気通信設備、放送機械設備、データ通信設備等の電気通信設備を設置する工事

電気通信線路設備工事、電気通機械設置工事、放送機械設置工事、空中線設備工事、データ通信設備工事、情報制御設備工事、TV電波障害防除設備工事など

電気通信工事業に携わる事業においても、事故は起きています。作業中に高さ3Mの脚立から足を踏み外して転落事故が起きて死亡労災事故となってしまった事例をもとに、解決に至るまでの経緯を詳細コラムにて解説しています。この事例では任意労災保険に加入していなかった二次下請け企業が解散に追いやられてしまっています。

電気通信工事業における労災事案の事例については、下記のコラムをご覧ください。

関連コラム▶【事例解説】解散に追いやられてしまった下請け業者の悲劇『電気通信工事業における労災事故事例』

・造園工事業

整地、樹木の植栽、景石のすえ付け等により、庭園、公園、緑地等の苑地を築造する工事

植栽工事、地被工事、景石工事、地ごしらえ工事、公園設備工事、広場工事、園路工事、水景工事など

造園工事業では、高所作業や重機を使用しての作業もあり、落下事故が多発しております。実際に起きている事故事例については下記の記事をぜひご覧ください。

関連コラム▶【高所作業多し!】造園業さまの思わぬ労災事故に備える『労災上乗せ保険でサポートできる内容とは』

・さく井工事業

さく井機械等を用いてさく孔、さく井を行う工事又はこれらの工事に伴う揚水設備設置等を行う工事

さく井工事、観測井工事、還元井工事、温泉掘削工事、井戸築造工事、さく孔工事、石油掘削工事、天然ガス掘削工事、揚水設備工事など

さく井を漢字で書くと「鑿井」となり、鑿というのは大工道具の”ノミ”を表す漢字です。つまりイメージとしては何かを掘る!ということが伝わってきます。そんなさく井工事ならではの事故は、巻き込まれ事故が多く起こっています。次のコラムではその事故事例も紹介しておりますので是非ご覧ください。

関連コラム▶『巻き込まれ死亡事故多し』さく井工事業における任意労災の必要性とは

・建具工事業

工作物に木製又は金属製の建具等を取付ける工事

金属製建具取付け工事、サッシ取付け工事、金属製カーテンウォール取付け工事、シャッター取付け工事、自動ドア―取付け工事、木製建具取付け工事、ふすま工事など

建具工事業は取り付ける建物や取り付け場所により、高所作業車の上や足場に乗って作業を行うケースもあり、重大事故につながることもあります。また、設置するシャッターなどの製品自体が重量の重いものが多いのも特徴ですので、慎重な作業が必要です。シャッターに挟まれるような労災事故や施工中の賠償事故に対応するために、任意労災、工事賠償保険などの準備も欠かせない業種ともいえます。

建具工事業については下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶事故例でみる!建具工事業様向け工事保険の加入ポイント

・水道施設工事業

上水道、工業用水道等のための取水、浄水、配水等の施設を築造する工事又は公共下水道若しくは流域下水道の処理設備を設置する工事

取水施設工事、浄水施設工事、配水施設工事、下水処理設備工事など

水道施設工事業では基本的に浄水場や下水処理場内での設備工事の事をいいます。この工事業務においても労災のリスクは潜んでいます。危険予知トレーニングを参考にしながら、未然に防げる予防策を考えておきましょう。次のコラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶ヒューマンエラー『12の原因と3つの対策』を知り尽くし、水道施設工事の安全をまもる

・消防施設工事業

火災警報設備、消火設備、避難設備若しくは消火活動に必要な設備を設置し、又は工作物に取り付ける工事

屋内消火栓設置工事、スプリンクラー設置工事、水噴霧、泡、不燃性ガス、蒸発性液体又は粉末による消火設備工事、屋外消火栓設置工事、動力消防ポンプ設置工事、火災報知設備工事、漏電火災警報器設置工事、非常警報設置工事、金属製避難はしご、救助袋、緩降機、避難橋又は排煙設備の設置工事など

消防施設工事業では、消防設備の設置工事に加えて消防設備のメンテナンスや法定点検を建物の所有者から委託を受けて行うこともあります。

以外に多いのは消防設備点検中の事故となり、防火扉や防火シャッターの点検中に誤って指を挟みこむ事故などが起きています。また、スプリンクラー取り付け時は高所作業となるので注意が必要です。下記の詳細コラムもぜひご覧ください。

関連コラム▶【消防設備工事業の労災リスクとは?】点検中や取り付け中の事故多し!

消防施設工事業においての施工中や引き渡し後の第三者への対人対物事故についての損害保険は次のコラムで取り上げています。ぜひご確認ください。

関連コラム▶【高額化しやすい賠償事案に損害保険でそなえる】消防施設工事業さま向けの賠償責任保険とは

・清掃施設工事業

し尿処理施設又はごみ処理施設を設置する工事

ごみ処理施設工事、し尿処理施設工事など

 

※労災適用事業細目の解説/総務省日本標準産業分類を参考使用

 

以上です。

ご自身がご経営される業種について、上記に当てはまる工事はありましたでしょうか?

建設業はこのように様々な工事種類に分かれており、保険的な観点からも、それぞれにリスクの度合いが変わります。よって、任意労災保険や工事賠償保険に加入する際の保険料は、上記の業務内容によっても変わります。そして保険会社によってはリスクが高すぎて保険引き受けが出来ない場合や、過去の事故歴や安全対策をお聞きした上で引き受けが可能となる業種もあります。

建設業許可証はある程度の規模の工事を請ける場合必要となります

では建設業許可とはどのようなものなのでしょうか。簡単に言いますと、ある程度大きな(500万以上の)工事を請け負う場合には、建設業許可証がないと建設業法違反により行政処分を受けてしまう可能性があります。※建築一式工事の場合、木造住宅以外は1500万以上、木造住宅は延べ床面積が150㎡以上だと必要となります。

しかし、軽微な建設工事において建設業許可証は必要ありません。

軽微な建設工事とは

・建設一式工事については、工事1件の請負代金の額が1500万円未満の工事または延べ面積が150㎡未満の木造住宅工事

・建築一式工事以外の建設工事については、工事1件の請負代金の額が500万円未満の工事

※国土交通省HP参照

つまり、建設業を営むうえで、上記の軽微な建設工事に収まらない、ある程度の規模の工事を行う場合、建設業許可をとることが必須になるということが分かります。

許可の取得後は金看板と損害保険を用意しましょう

建設業許可を取得した建設業者はどのような準備が必要なのでしょうか。

・金看板の掲示

よく工事現場を見ると、通りに面した目立つ場所に貼ってあることを目にすることがあると思います。金看板とは、建設業許可を取得していることを証明する標識です。金看板と呼びますが、実際は金色だけではなく、銀色や白色または黒色に金文字で用意される場合もあります。サイズは明確に決められており、

現場用のサイズ たて25㎝以上 よこ35㎝以上

店舗用のサイズ たて35㎝以上 よこ40㎝以上

上記のように定められています。店舗用のほうが少し大きめの設定になっています。

・損害保険の準備

工事の大小を問わず、建設業を営む経営者様が工事を請け負う場合、損害保険の準備は必要となります。特に任意労災(労災の上乗せ保険)と工事賠償保険については従業員や下請け、その他外注の方の人命や損害に影響する部分でもあり、政府労災以外に準備することをおすすめします。

名古屋の地域においても、建設業許可は、自治センターの中の都市総務課にて建設業許可業者を開示しており、また、インターネット上でも愛知県のホームページ上で建設業許可業者名簿を開示しています。特にお聞きするのが、建設業許可を取ると、金看板屋さんと保険屋さんから、何度も営業の電話やFAXが来るというお声です。必要なところに営業提案がうけられるのは良いことですが、その提案業者のなかでもしっかり提案内容を吟味し、準備を固めていきましょう。

関連コラム▶経審の点数を上げることにより建設業でライバルに差をつける方法とは

まとめ記事▶【まとめ記事】これを見れば「建設業」で”今”必要となる保険がわかります!!”約10年”の実績をもつ名古屋の損害保険代理店が徹底解説

今回のまとめ

建設業とひとくくりにはできないほどに細分化されている中で、その業種ならではの事故が起きたりすることもあります。また建設業界全体を通して、安全に対して意識が高まっており、安全大会や安全講習、セミナーなどで事故を未然に防ぐ知識と意識を勉強されている所も多いと思います。保険の観点からも昔はわかりやすく現場でのケガだけの心配をすれば良かったものが、今では病気労災や雇用リスクに至るまで、ありとあらゆるリスクに対策を講じる必要がでてきました。保険の担当者と現在の補償を見ながら、盤石な法人経営ができる土台として見直し出来ると良いと思います。

■建設業のおケガの保険が気になる方、元請けから加入証明を求められている方、工事の保険にはまだ加入していない方など、名古屋の損害保険代理店、保険ポイントへぜひご相談ください。弊社スタッフがわかりやすく丁寧にご案内いたします。ご相談いただいた結果、現在加入中の保険で十分な場合やリスクが少ないために保険加入しなくても良い場合もございます。少しでも気になるという方はお気軽にお声掛けください。もちろん相談は無料です。愛知県を中心に弊社スタッフが御社まで直接訪問し、わかりやすく丁寧にご説明いたします。(弊社は名古屋市の大須に事務所がございます。事前連絡にて来社対応も可能です)

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