名古屋市の損害保険・生命保険代理店なら保険ポイント「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

労災だけでは不安!?お仕事中のおケガの保険について考える

労災だけでは不安!?お仕事中のおケガの保険について考える

あらゆる業種の中でも特に建設業において、業務中のケガや事故は突然起こる可能性がとても高いと言えます。労災保険は労働者を守るという意味で、とてもありがたい補償ですが、実は慰謝料がなかったり、死亡事故や重大災害が起きてしまった際の遺族への死亡保障や慰謝料という観点では補償が足りません。政府労災のみでは賄いきれない部分を、民間の保険会社による任意労災(労災の上乗せ保険)によりしっかりリスクをカバーすることが可能です。

今回は任意労災についてどのような特徴があるのかまとめてみました。

【目次】

1.任意労災(労災の上乗せ保険)では社長・役員・従業員・下請けなどを包括的に対象にすることができる

2.労災保険は最低限の必要補償なので任意労災で万全に備えましょう

3.今回のまとめ

 

任意労災(労災の上乗せ保険)では社長・役員・従業員・下請けなどを包括的に対象にすることができる

任意労災(労災の上乗せ保険)とは、従業員や建設業における下請けの、ケガや業務上疾病等の補償が出来る保険です。(各保険会社によって補償の違いがあります)

特徴としては無記名無告知、つまり被保険者の氏名や生年月日をいただかなくても、包括的に補償することが可能です。これにより、どんな保険に入っているのか管理のしづらいアルバイトや一人親方についても補償範囲となりますので安心できます。

また、政府労災については経営者は特別加入をしていなければ対象外となりますが、労災の上乗せ保険では対象とすることができます

普段、現場に出ることは少ないけれど、たまに現場にでることもある経営者様にはありがたい補償範囲となります。

保険料の算出については会社の事業内容と売上高から算出される場合が多いです。また、同じ建設業の中でも28業種ほど種類があり、保険会社によってその細かい仕事内容に対して保険料率も分かれています。これは危険な業種と割と安全な業種が同じ保険料にならぬよう公平感をもって計算できるよう調整されています。またお支払いいただく保険料について全額損金処理ができます※損金処理についてはご担当の税理士様へご確認ください。

労災保険は最低限の必要補償なので任意労災で万全に備えましょう

実際に起こった事故事例をもとに最悪のケースを想定してみましょう。

(以下 厚生労働省、職場の安全サイトより参照)

■建物の外壁改修工事のために設置された足場においてシリングの打ちかえ作業を行っていたところ、昼食休憩のために足場を降りようとしたときに足場が倒れ巻き込まれて負傷してしまった。

■5名の作業員で鉄筋コンクリートブロックの古民家を解体工事中、北側の高さ3メートル幅10メートルのコンクリートブロック壁を引き倒すため、地上から50センチの位置を電動ハンマー等ではつり作業を行っていたところ、突如コンクリート壁が倒壊し労働者2名が下敷きとなり死亡事故となった。

■既設メッキライン補修のための塗装工事で作業者1名が薬液槽の上に単管足場を仮設する作業中、単管足場の作業床先端から、クロム酸及び硫酸等を保有する薬液槽に墜落し身体の65パーセントにⅢ度の化学熱傷を負った。救急搬送され、搬送先の病院でクロム中毒による多臓器不全で亡くなってしまった。当時、作業者は安全帯を着用していたが、使用していなかった。

上記のような事故が起きた際、もちろん政府労災からの支給は最低限使用者を守るための補償とはなりますが、すべてをカバーできないことが安易に想像できます。そこで役に立つのが民間の保険会社による任意労災(労災の上乗せ保険)です。任意労災があると労災で賄いきれない部分の補償を備えることができ、企業防衛の観点から安心して業務を行うことができます

これらの事故事例は他人事ではないと思います。日々危険と隣り合わせのお仕事である建設業を営んでいる経営者様にとっては、いつ従業員の方がおケガにあわれてしまうかという不安がおありだと思います。

 

関連記事▶あらゆる危険が潜む建設現場での事故を知り損害保険でカバーする

関連まとめ記事▶【まとめ記事】これを見れば「建設業」で”今”必要となる保険がわかります!!”約10年”の実績をもつ名古屋の損害保険代理店が徹底解説

 

今回のまとめ

建設業の業務を安心して行う、そして会社と従業員の方をお守りするために労災の上乗せ保険は欠かせないものだともいえます。例えると車を安心して運転するためには、自賠責保険だけでは足りず(自賠責は人をひいてしまっても最大3000万しか補償できません)、対人対物無制限を補償するための任意の自動車保険にご加入されている方がほとんどです。同じように建設業に携わる企業様において、政府労災が自賠責。任意労災は自動車保険。と似たところがあると思います。

今一度現在ご加入の保険の見直しや、ご検討をお勧めいたします。また、実際に事故が起きてしまう前に、ご加入中の現在の補償が目的に合っているのかどうか確認することも重要です。

■名古屋の建設業の保険を探しているという方、下請けや従業員のおケガの心配があるという方、元請けから保険の加入証明を求められている方はいらっしゃいませんか?保険ポイントは建設業様を中心に名古屋で保険を取り扱っております。業界ならではの保険をわかりやすく丁寧にご案内致します。お気軽にご相談ください。

メール▶info@hokenpoint.co.jp

電話▶052-684-7638

 

メールでもお電話でもどちらでもお待ちしております!