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意外と知らなかった美容業界のリスクと保険について
建設業や、製造業のようにわかりやすく危険が伴う仕事の他にも、企業には経営上様々なリスクが存在します。今回は美容室や、エステの店舗経営にひそむ様々なリスクについて取り上げてみました。例えばこんな事故を起こしてしまったら、経営者としてどのような補償を準備しておくことが大切なのでしょうか。
この記事では、理美容室やエステで起こり得る具体的な事故の事例をご紹介します。
【目次】
1.施術中に起きやすい事故、特に対人事故には気を付けるべきです
2.お客様からの預かり品の紛失はトラブルの元
3.あとからやってくる?!物販商品からの事故リスクもあります
4.保険の必要性と今回のまとめ
施術中に起きやすい事故と、特に対人事故には気を付けるべきです
《お客様にケガを負わせてしまった》
施術中はハサミ、かみそりなどを使用する場合があります。
ヘアカット中に誤ってお客様の耳を切ってしまう。
じっとしていてくれないお子様の顔にはさみが当たってケガを負わせてしまった、などの事故が起こる可能性があります。
また顔剃りやボディ・フットマッサージでも、お客様を傷つけてしまう場合があります。
《エステ中や、パーマ、カラーリングの使用際の薬剤による事故》
エステなどの施術で使用したオイルやローションによる肌のかぶれ、パーマ液やカラーリング剤の液ダレによって、お客様の目や、肌、毛髪への損傷を引き起こしてしまう、また
服を汚してしまうなどの事故が起こる可能性があります。
対人の事故は特にこわいです。エステや美容に興味があって施術に来られるお客様ですので、その体に傷がつくということはかなりの精神的損害も与えることになるので気を付けましょう。また服やアクセサリーについても、ブランド品や宝石などで高価なものもありますので注意が必要です。
お客様からの預かり品の紛失はトラブルの元
お客様から預かっているものがなくなってしまったり、壊してしまっては、お店としての評判も心配になります。そのような際の預かり品に対しての事故も実はあります。
《預かり品の紛失、破損》
カウンターで預かったお客様の荷物を紛失してしまった。
施術前にお預かりしたアクセサリを落として壊してしまったなど、お客様の持ち物に 損害を与えてしまう事故が起きる可能性があります。店内で紛失してしまうと、そこにいるスタッフだけでなく別のお客様を疑ってしまうこともリスクがございます。あらかじめ預かり品をロッカーなどに入れる際にカギをしめて、本人に渡すなどの工夫も必要ですね。
あとからやってくる?!物販商品からの事故リスクもあります
《物販商品でのかぶれ等の事故》
店頭で販売した、ワックスや、シャンプー、又は基礎化粧品等による事故です。
実際施術時にお客様に対し使用し気に入って購入していただいても、帰宅後使用した際、肌や頭皮が荒れ、病院で治療を受けたという事例もあります。
たとえ自社で製造して販売しているものでなくても賠償責任は発生します。メーカーなどから仕入れたものを販売する際はPL保険を用意しておきましょう。
関連記事▶実際にあった事例をもとに考える製造業におけるPL保険の必要性
保険の必要性と今回のまとめ
理美容師や、エステの施術者は、直接お客様の肌や、髪、顔に触れます。
またその際、ハサミやシェーバーを持ち、薬剤を使用します。
通常の営業の中でも様々な事故が起きやすい業種といえるでしょう。
このような事故を起こした場合、治療費、慰謝料、場合によっては休業補償など多額の賠償責任を負う可能性があります。
最近のサロンではカットと同時にメイクやネイルケアができたり、独自の商品を販売するなど様々なサービスが行われるようになりました。
サービスが広範囲になればそれに伴いリスクの範囲も広くなります。
そのようなリスクに備え安心して店舗経営を行うため、様々な保険が用意されています。
ご自身の経営する店舗にとってどんな補償が必要なのか?
一度お近くの保険代理店などでじっくり相談されてみるのもよいかもしれません。
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