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工事に入る前に把握しておきたい現場保険の3つのポイント

工事に入る前に把握しておきたい現場保険の3つのポイント

建設業を営んでいる方、新しく建設業を始められる方や、個人事業主や一人親方の方など建設現場で働く方にとって現場での事故は非常に心配かと思います。事故を起こさないように細心の注意を払ってお仕事をされていても、万一の事なので事故を完全に0にすることは難しいと思います。そこで保険を検討している方や既にご加入の方もいらっしゃると思います。

今回は建設現場ではどのような補償が必要なのかを簡単に触れていきたいと思います。

【目次】

1.工事現場に必要な補償3つのポイントは人・物・賠償です

2.状況によって3つの補償のすみわけがあるので注意しましょう

3.今回のまとめ

 

工事現場に必要な補償3つのポイントは人・物・賠償です

現場事故の備えとして必要と思われる補償は大きく3つのポイントに分けて考える必要があります。

1.社長が作業中に手を切ってしまった、下請けさんが脚立から落ちて頭を打った、または下請けさんが足場から転落した等の労災の補償

2.火災により建築中の建物が焼失した、現場の電線などの材料や部品が盗難された、納品予定の機械を倒して壊してしまった等の物に対する補償

3.第三者様にお怪我させてしまった、現場で物を壊してしまった、近隣の家の物を壊してしまった等の賠償責任に対する補償

工事現場に必要な補償については上記の3つのポイント 人・物・賠償 をおさえて考えるとわかりやすいです。

状況によって3つの補償のすみわけがあるので注意しましょう

現場での補償を考えるときに、誰が誰を怪我させてしまったのか、誰が誰の物を壊してしまったのか、あるいは誰のものが損壊してしまったかによって補償できる保険種類や特約が変わってしまいます。そこで労災の補償・物の補償・賠償責任に対する補償とですみわけして考える必要があります

上記の図のように人・物・賠償の3つに分けると非常に分かりやすいです。例えば、、

・現場で鉄パイプが落ちて作業員がケガした→労災の補償

・引渡し前の建築物(所有権は自社)が放火により燃えてしまった→物に対する補償

・現場で新しく設置する窓ガラスを割ってしまった(所有権は自社)→物に対する補償

・現場で既設の窓ガラスを割ってしまった→賠償責任に対する補償

・現場で鉄パイプが落ちて通行人がケガした→賠償責任に対する補償

・リフォーム工事現場で火災を発生させてしまい壁や柱など最初からあった物や施主様の物を燃やしてしまった場合→賠償責任に対する補償

・引き渡し後に設置ミスでカーポートが倒れて車に損害をあたえた→賠償責任に対する補償

上記のように怪我した人や損壊した物の所有者の違いにより補償できる保険や特約が変わります。他にも元請けからの支給資材(所有が元請け)を損壊させてしまった時や現場で借りている機械を壊してしまった時など別で補償する保険や特約が必要になってくるケースもあります。また工事中のみ補償なのか引き渡し後も補償できるのかなど細かく確認しておく必要があります。

 

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今回のまとめ

保険の代理店や営業マンを通じて現場での保険を検討される際には、お仕事の内容やお仕事の流れを伝えて、想定される事故についての補償を検討されるのが良いと思います。

補償されていると思っていたのに補償されてなかったという事が無いように様々なケースを想定して補償の範囲や補償内容を確認してから、ご加入することをお勧めします。

またご加入中の方も保険加入当初に比べてお仕事の内容や規模が変化している事もあると思いますので、満期更新の時など補償内容の確認を行い必要に応じて見直しを行うことも必要になってきます。

■工事の保険が気になっている方、一度保険内容について見直してみたいと感じている方、まだ設立当初で保険の準備が整っていない方など、名古屋の保険代理店、保険ポイントではわかりやすく丁寧なご案内を心掛けております。一度お話だけでも聞いてみようと思われた方は、お気軽にご相談ください。愛知県を中心に弊社のスタッフが直接お客様のもとに訪問しご案内いたします。(弊社の事務所は名古屋市中区の大須にございます。事前の連絡によりご来社頂くことも可能です)

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