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あおり運転罰則化スタート!被害を回避するための対策と自動車保険の見直し
愛知県では特に車社会といわれるほど、普段から車通勤や企業の営業で車を使うことが多いと思います。そんな中、あおり運転の厳罰化が2020年6月30日よりスタートしました。改正道路交通法では。通行妨害による交通上の危険行為をした場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金、さらには行政処分として違反点数25点による一発免許取り消しとなる厳しい罰則を設けました。これにより、あおり運転による取り締まりに注目が集まり、思いやりや譲り合いの気持ちをもって安全運転する事の重要性が高まっています。
今回はそういった事故について取り上げるとともに、保険を扱う保険代理店の観点からのアドバイスをまとめてみました。
【目次】
1.あおり運転罰則強化が開始!これまでの経緯について
2.ドライブレコーダーを付ける、あおられても外に出ない、自動車保険を完備する、この3つの対策はしておきましょう
3.今回のまとめ
あおり運転罰則強化が開始!これまでの経緯について
2017年6月に起こった《東名高速あおり運転死傷事故》をきっかけに、あちこちであおり運転の報告があり、そこから本格的に違反者に対して厳しい罰則が設けられるような動きとなりました。
2019年10月に警視庁が全国のドライバー約2500人にアンケートを行った結果
『罰則の強化』を推進して欲しいと答えた人が74.6%と最も多くを占めていました。
又、全体の35%の人が過去1年にあおり運転の被害にあっているとの回答もありました。
警視庁のその後の方針として、従来は最高で免許停止処分(道路交通法第103条8号の適用による)を科す事しか出来なかったが、今後は道路交通法に明確に《あおり運転》を定義し、規制を設けることで実情に見合った厳格な処罰を設けようとのことで、今回の罰則強化に至りました。
ドライブレコーダーを付ける、あおられても外に出ない、自動車保険を完備する、この3つの対策はしておきましょう
罰則が厳しくなる中、自動車事故を起こさぬよう、またあおり運転に巻き込まれないよう注意を払うのは必要ですが、普段から備えることも重要です。
今回取り上げたリスクへの備えとして、有効なのはドライブレコーダーの設置です。交通事故が起こった際は、いくらこちらに過失がなくても、相手によっては話し合いに応じてもらえず、またこちら側もうまく説明できず、証拠がないため警察も判断がつかないケースもあります。
そもそも警察は民事には介入することがないため、一般的な書類業務で片付けられてしまう恐れがあります。
そこで確かな証拠となるのがドライブレコーダーによる録画映像です。証拠があれば相手側との交渉も有利となりますし、場合によっては有利なデータのみ使用するということも不可能ではないと思います。
そしてもう一つ重要なことは、あおり運転に直面した際に重要なのは、絶対に車外には出ないという事です。
危険を感じたら、即座にドアをロックして110番通報しましょう。
また、保険の観点からお伝えすると、万が一高速道路上であおり運転にあい、相手に脅され道路上にでてしまいそのままひかれてしまった場合、従来の法人向けの自動車保険の人身傷害では補償できないケースもあります。保険会社によっては道路上で一時的に離れている場合もお守りできる補償を備えているところもあります。今一度現在の保険証券を見直してみて、そのような事故に対応しているのかどうか調べることも対策のひとつといえます。
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今回のまとめ
交通事故というのは、遭遇するまで自分には関係のないことだから大丈夫だと安易に考えてしまいがちですが、ハンドルを握っている以上いつ自分が被害者、もしくは加害者になってもおかしくないとも言えます。
自分自身はもちろんのこと、愛する家族を守るためにも、改めて今入っている保険の見直しや、あおり運転による被害があった時の良き対策があるかなどを、お近くの保険代理店にお問い合わせしてみるのも安心材料を得る一つの手段かもしれません。
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