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損害保険の更新の際に保険料があがるのを防ぐ3つの方法とは

損害保険の更新の際に保険料があがるのを防ぐ3つの方法とは

業務災害保険や工事の賠償保険などを翌年に更新する際、大抵は保険料が変わります。なぜならこれらの保険の算出の基礎は売上高となっていることが多いからです。昨年より売上高があがれば保険料も高くなり、逆に売上高が下がれば保険料も安くなります。しかしながら、予想以上に前年よりも保険料が高くなってしまったというご経験はないでしょうか?

私共保険代理店としての目線から言いますと、更新時に保険料をおさえるポイントは、事故を起こさない、ロスコントロール、使える割引を有効活用、この3つです。今回は保険料の上下に影響する内容について取り上げてみました。

【目次】

1.相互扶助の精神のもとで保険は成り立っています。損害が大きくなればもちろん保険料は上がります

2.保険料を上げずに安くするための方法3つについて

a.事故を起こさない

b.ロスコントロール

c.使える割引を有効活用

3.今回のまとめ

 

相互扶助の精神のもとで保険は成り立っています。損害が大きくなればもちろん保険料は上がります

先にあげましたように、売上高が算出基礎となっている損害保険は、保険料は売上高に左右されます。なぜなら売上が上がる=規模感が上がる=事故が起きるリスクも高まる。という仕組みです。火災保険については建物の延床面積や設備の保険金額によってある程度決まっているため、1年ごとに大幅に変わることは無さそうです。※料率改定の場合を除く

一般的に保険料の変化に馴染みのあるのが自動車保険だと思います。自動車保険についての保険料は、等級制度によって割増や割引がおこなわれています。保険をまったく使わない方と毎年のように事故があり毎度保険のお世話になっている方とでは、保険料の差があるのは納得ですよね。保険は相互扶助のもと成り立っており、あまりに保険を使用するような事故が起きすぎると全体の保険料を上げないとバランスが取れなくなってしまいます。

相互扶助とはどういう意味?!

相互とは、”お互いに”という意味です。

保険に加入した方々は、お互いに少しずつの保険料を払います。より多くの人がお金を出し合えば、一人一人の支払う金額は少なくて済みます。そうすることで、ひとりではまかないきれない大きな損害に対する金額を集めることが可能です。

扶助とは”助ける”という意味です。

自動車保険に加入している方のひとりが事故に遭ったり、医療保険に加入の方が病気にかかってしまったり、はたまた火災保険に加入の方のご自宅が自然災害で壊れてしまったり、そんな時に集まったお金の一部で損害を補います。加入する際は、”自分の身に何かあったときのために”という思いがあるかもしれませんが、全体を見てみると、一人一人がお互いに支えあうしくみとなっています。

この支え合うという考え方自体は、損害保険も生命保険も同じです。

長い人生の中で、いつ助ける側になるのか、助けられる側になるのかはわかりません。「一人は万人のために、万人は一人のために」

みんなでお金を出し合い、誰かが事故に遭ったときは、そのお金で補償するのです。

なんだか心があったまるような気がしてきますね

 

自動車保険は等級制度により、身近に保険を使用すると翌年から保険料が高くなるという認識が皆様あると思いますが、基本的な考え方はどの種類の保険も同じです。ちなみに業務災害や工事の賠償保険などは等級制度というものはありません。しかしながら同じ民間の保険会社が運営している保険という点ではなんら変わりがなく、事故が多い会社の保険料は高くなり、事故の少ない会社や業種の保険料とは差があります。また、事故の起きたお客様から連絡を頂く際、「この保険を使ったら来年の保険料は上がるのか?」といった質問を受けることがよくあります。これは悩ましい質問なのですが、基本的には頂いている保険料に対して事故によりお支払いする保険金が100%を上回る場合、もしくは過去三年間で上回る場合、また、損害は小さいとしても保険期間中何度も保険使用した際などは、翌年の保険更新の際に条件がついたり割増になったりすることがあります。いずれにしてもこうだからこうだという明確なものがないため、保険使用の際には担当の営業とよくご相談することをおすすめします。

保険料を上げずに安くするための方法3つについて

では、翌年の保険料が上がらないようにするにはどのようにすればよいのか解説します。

具体的には3つのポイントがあります。

・事故を起こさない

先に述べたように、事故を起こさない、というのは一番のセールスポイントとなります。なぜなら全体の損害率がさがれ損害のある場所に補填する金額もさがるからです。なるべくなら事故を起こさず、また起きないように普段から意識を高めるなど【安全大会等】をしておきたいものです

・ロスコントロール

事故が起きた際、一度保険の担当営業へ受付をしてもらいますが、実際の損害費用が少ない場合、保険を使用するのかしないのかを相談した結果使わないほうが得策となることもあります。【これをロスコントロールという】

損害の金額をみながら、本当に保険を使ったほうが良いのか、場合によっては、自腹で損害を補填したほうが良い場合もありますので良く吟味すべきです。

・使える割引を有効活用

保険の見直しの際にリスクが少ないとみられ保険料の割引が出来る場合もあります。割引できる例として

・長年事故がない。(保険使用がない)

・売上高の大幅増加(ボトムアップによる割引等)

・ISOなどの国際規格の取得(ISO9000/14000/22000またはHACCPなど)

・安全大会への参加や勉強会の実施など、事故を未然に防ぐための取り組み

・法人会や商工会などの団体への加入

上記がクリアされると必ずというわけではないのですが、割引できる可能性があります。

事故がない長期優良だと判断される場合は、経験上3年間の保険金【ロス】を見られることがおおいと感じております。

また、規模感が上がることで単純に保険料が上がるだけではなく、ボトムがアップする分、適用になる割引も増えることがあります。一度担当者へ確認してみましょう。

今回のまとめ

自動車保険の等級制度のように、保険料について分かりやすい制度のない業務災害保険や賠償保険ですが、運用の仕方によってはうまくコントロールして保険料を抑えることも可能です。これをロスコントロールといいます。良きアドバイスを受けながら保険使用について相談することにより、小さな損害では保険を使用せず、いざというときの大損害に対して使用するようにする、これにより毎年の損害保険金の額を抑え、保険会社による条件付き更改や保険料の割増を避けることも可能です。いずれにしてもどのようなときに保険を使用するのか、あらかじめリスクに対して想像しておくことが、予期せぬ保険料を提示されない秘訣ともいえるでしょう。

 

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