お知らせ・コラム
企業経営者の皆様、法人会の自主点検チェックシートを活用されていますか?
法人会に加入する企業様は、団体での割引により加入保険がお安くなるだけではなく、様々なメリットを使用することができます。今回はその中でも、自主点検チェックシートの活用についてご紹介していきます。現在ではどの業種、業界においても企業内のコンプライアンスを問われたり、内部外部を問わず監査があったりと、会社内の守りの面を備えていないとならない時代となっていますが、法人会の会員の皆様には社内監査として利用できるお手軽なシートがあると便利だと感じます。
【目次】
1.法人会に加入するとどんなメリットがあるのか
2.法人会の自主点検チェックシートとは
3.社内監査をしたら忘れずにしたいこととは
4.今回のまとめ
法人会に加入するとどんなメリットがあるのか
皆様は地域の法人会や商工会、納税協会などに会員として加入されていますでしょうか。
そのような会には様々な加入メリットがあります。しかし多くのメリットのある中で、利用していない、若しくは、そもそも情報を知らない、という理由で、せっかくある素晴らしい内容を見逃してしまっている可能性もあります。今回取り上げますのは多くの会の中でも法人会のサービスについてとなります。
法人会に加入する8つのメリット
法人会に加入することによるメリットは様々あります。主に8つのメリットを下記にあげます。
1.正しい税知識や経営ノウハウを得られます。
税務のことは、すべて税理士さんにお任せしているよ!という経営者の方もおおいのではないでしょうか。しかし、経営者ご自身が税のポイントをつかんでいないと、会社経営の舵取りを誤ることもあるかもしれません。法人会では会員企業の為に、税の研修会などを開催し、最新の税知識を提供するとともに、難しい税法をわかりやすく解説しています。
2.後継者の育成に役立ちます。
企業にとって、次世代を担う後継者の育成は大きな課題です。法人会では「青年部会」を設け、若手経営者が将来に向けて飛躍するために、多彩な行事や研修会を開催しています。
3.女性の活躍の場を広げます。
社会や企業における女性の役割はますます大きくなっています。法人会では「女性部会」を設け、女性経営者から従業員まで幅広い女性のグループが、多様な活動を行っています。
4.特別の各種福利厚生制度や貸倒保証制度を用意しています。
経営者・従業員・取引企業の不測の事態に対する備えを設けることが出来ます。また、法人会用に特別に設計された保険は内容・保険料ともに魅力のあるものとなっています。
5.さまざまな業種の人との出会いを演出します。
法人会の研修会や、催しに出席することにより、経営感覚を磨き、視野が広がるとともに、さまざまな業種の経営者と知り合えます。
6.経営者の声を政府等にアピールしています。
税のあるべき姿を検討し、税制改正に関する提言をまとめ、政府や国会ならびに地方自治体に提言活動を行っています。
7.租税教育等の啓発活動を実施しています。
児童や生徒が、税金の意義や役割を正しく理解し、税金を納め、その使い道に関心をもち、さらには社会や国の在り方を主体的に考えるという自覚を育てることを目的に「税の絵はがきコンクール」や「租税教育」を行っています。
8.会員企業の社会貢献活動を支援しています。
法人会では献血をはじめ、様々な社会貢献活動を行っています。
上記のように様々なメリットがあります。
法人会の自主点検チェックシートとは
前項目で説明したメリット以外にも推奨している活動があります。法人会では、企業の税務コンプライアンス向上のための取り組みとして、企業における内部統制面や経理面に関する自主点検を推奨しています。企業を成長させるためには、売り上げを増やし利益を上げることも重要ですが、内部統制面の強化や経理面の質を向上させることも重要な要素です。法人会では、経営者の皆様が自主点検を簡単にできるようにするため、「自主点検チェックシート」をガイドブックとともに作成し、企業自らが自主点検することを通じて、税務コンプライアンスを向上させ、自社の成長を目指し、税務リスクの軽減に繋がるようサポートしています。
『自主点検チェックシート・ガイドブック(入門編)』
その中でも企業にとって取り組みやすい入門編については、企業のガバナンス確保に必要な基本事項として40項目を選定し、企業規模や業種にかかわりなく多くの企業に取り組んで頂けるような内容となっています。
『自主点検チェックシート(83項目)』
さらなる内部統制の強化や税務リスク軽減のためには83項目を設けている自主点検チェックシートが活用できます。
詳しくは法人会該当HPをご確認ください。
http://tax-compliance.brain-server2.net/compliance/units/
社内監査をしたら忘れずにしたいこととは
社内で自主点検をしたら、忘れずしておきたいことがあります。
平成30年4月以降終了事業年度分より『法人事業概況説明書』の様式が改定され、社内監査という欄が新たに設けられました。そこに記入し、自社がきちんと自主点検をしているということをアピールしましょう。
自主点検チェックシートを活用した場合には、『法人事業概況説明書』に「法人会自主点検チェックシート」と記入することができます。
※法人事業概況説明書とは、税務署が法人の業務などを毎年把握するため、各項目を記載し、確定申告書に添付して提出する書類です。
この法人事業概況説明書を提出することは義務となっていますので、毎年税理士先生に自社が自主点検した旨を報告することによって、社内監査の項目を入力し提出することをおすすめします。
今回のまとめ
保険の団体割引が適用になるという理由だけで法人会の会員になられている方も多いとは思います。「年に数回会報誌が届くだけで全然利用はしていないよ」というお声もたまにいただくこともありますが、もったいないです。せっかく法人会の会員になっているのであれば、今回ご紹介したような有益なサポートをぜひ使っていただくことで、御社の強靭な経営のお役立ちできるかもしれません。ぜひご検討してみてください。
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