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もしもの時のメンタルヘルス対策と保険でのサポートについて

もしもの時のメンタルヘルス対策と保険でのサポートについて

今日はメンタルヘルス不調になりやすい人の傾向と予防策について取り上げます。まず、睡眠や栄養が足りていない人はメンタルヘルス不調のリスクが高まります。たとえば長時間残業をしている人でも、毎日の睡眠がきちんととれている人(仕事の日と仕事がない日の起床時間に差がない人)は、疲労が溜まりにくいです。逆に帰宅時間が遅くなった時に睡眠時間を削る傾向のある人は疲労が溜まりやすいです。今回はメンタルヘルスへの対策と損害保険でのサポートについて取り上げてまいります。

【目次】

1.メンタルヘルス不調者に対して上司が受容的にサポートをすべき

2.「頑張りすぎ」を抑制しながら保険も活用する方法とは

3.今回のまとめ

 

メンタルヘルス不調者に対して上司が受容的にサポートをすべき

若いうちは、寝不足で睡眠時間が足りていなくても容易に疲労が回復しますが、睡眠負債が続いたまま年を重ねるとだんだん疲労が蓄積し、メンタルヘルス不調のリスクが高まります。職場での対策としては、健康講和や1on1・産業医面談などでの睡眠と栄養の健康情報提供があります。次に頑張りすぎてしまう人、休むことに罪悪感を感じてしまう人、完璧を求めてしまう人については、自分の心と体の疲労に気づかず(あるいは気付いていても)無理をしてしまうため、頭では頑張りたいと思っても、ある程度のところで心と体がストップをかけ、休養に至ってしまいます。自身の疲労に気づいてもらう事が大切であり、ストレスチェック、ワークエンゲイジメント測定、衛生講和の活用が有効になります。気付いてもらったあとは、頑張りすぎない勇気を自身で身に着けてもらう必要があります。これらの人たちは「できる自分」でいることに責任感を持ちすぎていることも多いです。「できない自分」、「完壁ではない自分」が存在することを認め、受容するためには職場の心理的安全性が必須です。上司の寛容的なサポートが重要であるため、職場では上司のコミュニケーションスキルの向上が求められます。※労働新聞記事参照

「頑張りすぎ」を抑制しながら保険も活用する方法とは

次に、想像力が豊かな人も疲労を溜めやすい点に触れていきます。相手がどう感じているかを想像して気を遣い過ぎてしまう場合と、未来を想像して不安になってしまう場合があります。相手の気持ちを想像することは人間関係を円滑にするために重要ですし、不安は人間として当然の感情です。ただし、ネガティブな想像は脳疲労を起こしやすく、不安にはマインドフルネスや認知行動療法が、気を遣って疲れてしまう場合はセルフコンパッションがオススメです。※セルフコンパッションとは自分にとって困難な状況において、自分に優しい気持ちを向け、その時の経験を良い悪いと判断することなく受け入れ、そうした経験が他の人たちと共通していることを認識すること、「自分の想像」と「事実」を区別する練習も有効です。さいごに、こだわりが強い人、コミュニケーションに特性がある人です。とくに自分ルールが強い人、言い方がきつい人は要注意です。これらの特性で周囲が困るとき、本人たちも辛い気持ちを抱えていることが多いです。たとえばきつい言い方をする人は人を傷付けようとは思っていないことがほとんどです。自分が言われても傷つかないから、その言葉を活用しています。あなたの言い方で傷ついている人がいると言われると、どこをどう直して良いのか分からなくなります。言い換えの練習をしたり、本音と建前を分ける練習、ネガティブにしか表現できない時は口に出さないという方法があることを共有することで、徐々にですが良い変化が起こることもあります。

労災の上乗せ保険を使ったメンタルヘルス対策とは

労災の上乗せも現在では企業が抱えるリスクに対して対応できるよう進化しており、基本的な仕事中のケガのみならず、長期休業、業務災害の賠償、過労、仕事が原因の病気、うつ病・自殺、治療と仕事の両立など、ありとあらゆる分野でお守りできるようになっています。付帯サービスによって存在するメンタルケアカウンセリングサービスでは

・人前に出るのが怖い
・理由もないのに突然不安になり、胸がドキドキする
・ゆううつで気分がすぐれない
・夜眠れない。夜中や早朝に目が覚めてしまう

などの時に電話もしくは面談にて利用が可能です。電話によるカウンセリングは面談と異なり、カウンセリングルームの所在地域や訪問時間を気にすることなく、初期段階から気軽にカウンセリングを受けることが可能となります。また面談カウンセリングでは日本各地のカウンセリングルームまたはオンラインにて、心理カウンセラーによる面談カウンセリングを受けることができます。

今回のまとめ

もしもに備えるメンタルヘルス対策としていくつか紹介しました。頑張りすぎてしまわないよう、自分自身が自分を知っている状態をつくることが大事なのかもしれません。労災の上乗せなどの付帯サービスを上手く活用しながら企業防衛を確立して頂くことも検討されてはいかがでしょうか。

 

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