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プラスαの補償は必要ですか?搭乗者傷害保険について

プラスαの補償は必要ですか?搭乗者傷害保険について

自動車保険における対人賠償や対物賠償で補償されるのは他人の身体や持ち物に限定されています。しかしながら今回とりあげる搭乗者傷害保険は搭乗しているすべての人の補償が対象となり範囲がひろく嬉しい補償です。他人はもちろんのこと、契約者本人、その配偶者や同居の家族、ドライバーまで幅広く搭乗されている方を守ってくれます。今回は搭乗者傷害保険について取り上げていきます。

【目次】

1.人身傷害と搭乗者傷害のちがいは

2.搭乗者傷害保険はどんなものか

3.今回のまとめ

 

搭乗者傷害と人身傷害のちがいは

それでは、比較対象となりやすい二つの補償、搭乗者傷害と人身傷害のちがいについてふれていきます。

搭乗者傷害保険と人身傷害保険とでは補償の対象となる事故と保険金の内容が異なります。

※人身傷害のほうが幅が広い

搭乗者傷害保険はご契約の車に搭乗中の事故で、その車に搭乗している方が対象となりますが、人身傷害保険(一般タイプ)ですと、搭乗者傷害保険の対象に加えて、記名被保険者とそのご家族であれば契約の車に搭乗中以外の自動車事故も対象となります。

◆保険金の内容

搭乗者傷害保険

自動車事故で、ご契約の車に搭乗中の方が死傷した場合に、定額で保険金をお支払い

人身傷害保険

自動車事故で、記名被保険者またはそのご家族、ご契約の車に搭乗中の方が死傷した場合にその実際の損害額に対し、保険金をお支払い

 

まとめると搭乗者傷害は定額給付、人身は実費給付ということになりますね。

◆搭乗者傷害保険と人身傷害どちらかに絞る場合どっちに加入するのが良い!?

コスト面ややむを得ずどちらかだけを付けるといったケースの際におすすめなのは人身傷害保険を付けることをおすすめします。なぜなら人身傷害保険では搭乗者傷害保険では補償されないご契約の車以外に搭乗中の事故についても補償され、治療費・逸失利益・精神的損害等のまさに実損害額が補償されるので、一番良いのは二つとも加入するのがより安心はできますが、どちらかひとつだけを選ぶのであれば人身傷害保険がよいでしょう。

搭乗者傷害保険はどんなものか

搭乗者傷害保険では搭乗しているすべての人が補償の対象となり、他人でもOK、契約者本人、その配偶者や同居の家族、ドライバーまで補償を受けることができます。しかも自賠責保険や事故の相手側からの損害賠償金が支払われていても対象となります。また契約者の過失割合が100%の事故でも、単独事故であったとしても補償となります。特筆すべきは、搭乗者傷害保険を使ったとしても等級に影響がでない、という点です。よくあるケースとして「翌年の保険料が値上がりしてしまうので保険を使うのはやめておこう」という心配は関係なくなるということです。

◆搭乗者傷害保険が支払われないケース

とても加入者にとってメリットが多い搭乗者傷害保険ですが、実際の事故で支払われないケースもあるので注意が必要です。酒気帯びや無免許運転の場合は当然ですが対象外となります。また契約者の故意による事故、重大な過失の事故も同じく対象外です。

・保険金が支払われるケースとは

・正しく座席に座っていた際の交通事故によるケガ(シートベルト、チャイルドシートなどを使用している)

・台風、洪水、高潮

・保険金が支払われないケースとは

・定員オーバー

・車両の窓から身を乗り出している(サンルーフを含む)

・荷台に乗車している

・車両から降車後の事故

・地震、噴火、津波

◆搭乗者傷害保険の医療保険金には一時金払と日数払いがある※保険会社により異なる

・一時金払い

保険金額は「部位・症状別」により細かく分類されており、ケガの部位や症状によって保険金額が決定する。通常治療が4日以内なら(治療給付金)の名目で1回治療を受けたら1万円。治療が5日以上になると(入通院給付金)の名目で保険金が受け取れます。例)10万円。

・日数払い

医師の治療のため入院または通院した日数※に対して、入院1日につき入院保険金日額、通院1日につき60日を限度に通院保険金日額を受け取れる。※事故日からその日を含めて180日を経過した後の期間に対しては、保険金をお支払いできません。

 

上記のように搭乗者傷害保険のなかでも一時金払いなのか日数払いなのか、ニーズに応じて設定する必要があります。非常にメリットの多い搭乗者傷害保険ですが一方で、人身傷害保険に加入していれば、あらかじめ設定した保険金額の範囲内で実際にかかった治療費のすべてを受け取ることが可能です。最も安心なのは、両方に加入し、両方の保険金を受け取る。つまりは実費の損害額を補償しながらプラスαの搭乗者傷害保険の補償で手厚くカバーする方法です。コストと補償のバランスをみながら、どこまでの補償を必要としているのかを吟味しながら検討されるのが良いでしょう。

今回のまとめ

必要最低限の補償が必要な場合は人身傷害が補償されていれば事足りるかもしれませんが、事故による被害などで、相手側からの賠償金以外にも手厚くカバーしたいなどのプラスαの補償については、ぜひ今回取り上げました搭乗者傷害保険をご検討ください。その中でも一時金払いなのか日数払いなのか選択できる保険会社がありますので、細かく打合せしていくことをお勧めします。

 

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