名古屋市の損害保険・生命保険代理店なら保険ポイント「お知らせ・コラム」ページ

お知らせ・コラム

セルフケアが重要!テレワークによるストレスに対し保険でお手伝いできることとは

セルフケアが重要!テレワークによるストレスに対し保険でお手伝いできることとは

コロナ禍を契機として、テレワークが普及して1年以上がたちました。この1年、働き方や仕事観の変化でメンタルヘルス不調を訴える人が少なくありません。自宅で黙々と一人作業しているためストレスのコントロールが難しいと感じている人が多いようです。企業としては従業員にどのようなアドバイスができるでしょうか。みてみましょう。

【目次】

1.労働者の心の健康を保持する「4つのケア」とは?

2.テレワークのストレスと上手に付き合うには

2.テレワーク企業に対し保険をとおしてお手伝いできること

3.今回のまとめ

 

労働者の心の健康を保持する「4つ」のケアとは?

厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」では、従業員の精神的健康を保持するには「4つのケア」上手に機能させることが重要としています。

4つとは「セルフケア」「ラインケア(職場の管理監督者主体の事業所内ケア)」「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」「事業場外資源によるケア(会社以外でメンタルヘルスに対応してくれる機関によるケア)」のことを指します。しかし、テレワークとなり、人に接する機会がない状態では、当然この4つのうち「セルフケア」しか機能しなくなります。精神的に行き詰って上司や同僚に相談をしたいと思っても、テレワークでは、オフィスで働いている時のように相手の顔や、今どういう状況なのかが見えない分、様々な憶測で疲弊してしまいます。「今電話してもいいのか」「相手の仕事の邪魔にならないだろうか」「メールの返信が遅いが何かあったのだろうか」など不安やイライラを余計に募らせることもあるでしょう。企業の産業保健スタッフなどの連絡相談窓口を設けられればよいのですが、なかなか難しいのが現状です。

テレワークのストレスと上手に付き合うには

人と会って悩みを話したり、プロの対面での面談などが難しい状況下の今、最も基本的なメンタルヘルス対策と言われている「セルフケア」について正しい知識を持ち、ストレスへの対処法を知っておくよう従業員に促すことが、テレワークを推進している企業にとって重要です。

まず大切なのが、ストレスに早い段階で気づくことです。気づかないまま過ごしてしまうとますます悪化してしまいます。わけもなく気分が沈む、落ち着かない、やる気が出ないなどの状況に堪え続けていると、そのまま心の病気に発展しかねません。

注意!ストレスはこんな症状を引き起こします

□気分が落ち込む、夜眠れなくなる

□何に対しても興味や関心が低くなる

□一日中イライラしている

□仕事への集中力がなくなる

 

こうしたサインを見逃さないようにするのが、ストレスを悪化させないカギとなります。

【ストレスを感じたらこんなセルフケアをしてみよう】

□緊張をとくために深呼吸をする

□ストレッチなどの軽い体操をする

□ぬるめのお湯につかってゆっくり身体をのばす

□7~8時間以上は睡眠をとる

□朝食を必ず食べる

テレワーク企業に対し、保険をとおしてお手伝いできること

私たち保険代理店は、テレワークを推進する企業様向けに様々な保険をご提案をすることが可能です。

□情報漏えい

パソコンに対するサイバー攻撃、業務用パソコンの持ち出し時の紛失・盗難、自宅・会社外で作業をした際の覗き見などによって発生した情報漏えいなどにより、顧客から責任追及された場合等に備えることのできる保険があります。

会社よりもセキュリティ対策が甘い環境で業務を行うと、PCのウイルス感染や、通信の盗聴などが発生する可能性もあります。

□財物損害

社外に持ち出した業務用パソコンやタブレット等の破損、盗難による損害。

業務用のスマートフォン、携帯電話も補償の対象になる場合もあります。※各保険会社の商品により内容は異なります。

□使用者賠償責任

テレワーク中に従業員が肉体的・精神的苦痛を負い、心身に害が発生した場合の従業員からの損害賠償請求に備えるのが使用者賠償責任保険です。

普段とは違う環境で業務をすることでストレスが増し、精神疾患になってしまった。常にチャットやイントラで在席管理をされ、業務時間を超えても仕事を終えられないことが続き心身を壊した。こういった場合に、従業員から損害賠償を請求されるリスクに備えることができます。

□雇用慣行賠償責任

ハラスメント、差別、不当解雇などを理由に行われる従業員からの損害賠償請求に備える保険です。テレワークになると、自宅でweb会議ツールなどを利用して会議を行うため、自宅や私服の様子が映ることがあります。その際、自室の様子を言いふらされたり、リモート会議の相手から「私服やパジャマ姿を見せて欲しい」とセクハラを受けたなどのトラブルも発生しています。

情報漏洩による顧客からの責任追及や、ハラスメントなどにより従業員から賠償責任を追及されれば、問題によっては賠償金額がかなり高額になってしまう危険もあります。あらかじめこういった補償に加入をして、万が一のリスクに備えておきましょう。

今回のまとめ

自宅でのテレワークは、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。出勤がないからといって普段のリズムを崩さず、規則正しい生活で健康的なライフスタイルを心がけましょう。

また、休日には仕事と離れた活動も大切です。自分の時間を大切にし、趣味などを通じ仕事と関係ない人たちとの交流をはかることで、業務から解放されていることを実感しましょう。メリハリのある毎日を送ることは、次の仕事への意欲とつながっていきます。

テレワークを推進している企業では、部署のメンバーが今何に悩んでいるのか把握しにくいと悩んでおられるかと思います。しかし社員の不調が分からないままでは生産性にも影響します。企業はテレワーク時代こそセルフケアを促し、従業員のメンタルヘルス対策を進めていくべきではないでしょうか。

 

損害保険や生命保険のご相談は、株式会社保険ポイントへお任せください。弊社スタッフがわかりやすく最新情報をふまえてご案内いたします。

TEL>052-684-7638

メール>info@hokenpoint.co.jp

 

お電話、メール、どちらでもお待ちしております。