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社有車での事故はどんな小さな事故でも報告を!!

社有車での事故はどんな小さな事故でも報告を!!

社有車で交通事故に遭遇した場合には、どんな小さな事故でも会社に報告すると同時に警察にも報告しなければなりません。会社としても車を運転する社員に対しては、事故の報告することを徹底させ、報告体制を確立させておく必要があります。ドライバーの勝手な判断で報告を怠ってしまい、当て逃げやひき逃げの犯人として警察に逮捕されてしまった事例もあります。また、保険使用の際に交通事故証明書が必要となるケースもありますので警察への届出は必ず行いましょう。今回は、万一の交通事故の際の対応について触れていきたいと思います。

【目次】

1.交通事故でひき逃げとして処罰されないために

2.もし事故が起きてしまったら

3.今回のまとめ

 

交通事故でひき逃げとして処罰されないために

交通事故の際、相手の救護を怠ると悪意が無くても「ひき逃げ(救護義務違反)」となります。急いでいても、自分で安易な判断をせず、直ちに何を差し置いても必要な救護措置をとってください。なお救護義務違反(ひき逃げ)として処罰されない場合でも、警察への報告を怠れば「報告義務違反(事故不申告)」として処罰される場合もあります。

(高知警察HP参照)

☆交通事故で救護義務違反(ひき逃げ)として処罰されないために

交通事故が発生したとき、運転手は直ちに車両等の運転を停止して

①負傷者の救護

②道路における危険を防止する等

必要な措置を講じなければならないほか

③警察官に当該事故の状況を報告

しなければなりません(道路交通法第72条)

☆非接触でもひき逃げ?

相手方と直接の接触がなくても、相手方の直前を通過したり接近をしたりした時に相手が転倒した場合などにそのまま立ち去ると、ひき逃げ(救護義務違反)となる事があります。急ブレーキをかけたり、出入り口から急に飛び出したことにより、歩行者がびっくりして転倒してしまった時などは、その場を立ち去らずにしっかりと救護行為を行うなど適切な対応を行って下さい。自分が相手方の転倒等に影響を与えたかどうか判断できない時も、必ず警察に報告してください。

☆相手の方が悪いのにひき逃げ?

相手方の路上飛び出しや信号無視など事故の原因が相手方にある場合に「自分は悪くない」という一方的な判断で救護義務を行わずに現場を立ち去ってしまうと、救護義務違反が成立してしまいます。その際には、過失割合は関係ありません。たとえ相手方の一方的な過失で起こった交通事故であったとしても、法律に定められた通りに直ちに車を停止して救護活動を行って下さい。相手がケガをしている場合は119番通報をして下さい、相手方が「救急車は必要ない」と言った場合でも必ず警察に報告してください。

☆逃げなくても、ひき逃げ?

交通事故の現場で双方が話をし、相手方が「大丈夫」と言ったことから現場を離れた場合であっても、後で相手方が身体に痛みを覚えて、病院を受診し警察に診断書を提出すれば救護義務違反にあたることがあります。つまり、負傷の有無は医師でなければ判断できないため、相手方の「大丈夫」を勝手に「負傷がない」と解釈してはいけないのです。特に、相手が子供や高齢者の場合、急な出来事で動揺したり、事故の恥ずかしさなどからケガの状態も確認せず、つい「大丈夫」と答えてしまう事が多いので注意しましょう。

事故を起こした時は、

①必ず停止して相手の負傷の有無の確認

②外見上の怪我がない、相手が大丈夫と言っても警察に報告

③相手が先に立ち去っても必ず警察へ報告(子供の場合は保護者への連絡)をして下さい

もし事故が起きてしまったら

☆事故が起きた際は以下の対応を実施してください

1.ケガ人の救護と事故の続発を防止します

車を安全な場所に停車し、車が動かない場合は発煙筒や停止表示板などで後続に知らせ、ケガ人がいる場合は救急車(119番)を呼びます。

2.警察(110番)へ連絡します

事故発生の日時と場所、事故の状況、負傷者の有無と負傷の程度、事故現場でとった措置を報告し指示を受けます。

3.事故の相手方・目撃者の確認をします

事故の相手方や目撃者など確認すべきことはメモを取ります

4.その場では絶対に示談しないでください

保険会社の了承なく示談された場合は、保険金をお支払いできないことがあります

5.保険会社に連絡してください

証券番号または登録番号をご準備のうえ、取扱い代理店・担当者または保険会社のフリーダイヤルまでご連絡ください。

相手方と連絡先の交換や、任意保険に加入している場合は保険会社の連絡先なども交換して下さい。

事故が起きた際には、まずは救援義務を行って下さい。その後、必ず警察に連絡し指示を受けて下さい。保険会社への連絡は落ち着いた後の最後で大丈夫です。

☆ロードサービスの確認

事故や故障で道路上等で車が走行不能となってしまう事もあります。万一に備えて、JAFや保険の無料サービスとして付帯されているロードサービスへの電話番号も確認しておいて下さい。また、車の搬入先として一旦会社や自宅に運んでもらうのか、修理工場に搬入するのかなども決めておくとスムーズに対応できると思います。

今回のまとめ

救護義務違反の点数は35点で、運転免許が取り消され、取消日より3年間免許の取得が出来なくなります。車の運転が出来ないと仕事にならない方も多いと思うので、ひき逃げ犯とならないように、どんな時でも事故時の対応を適切に行って下さい。また、ロードサービスや提携修理工場の紹介など保険の付帯サービスも充実しておりますので、定期的に保険の内容の確認も行いましょう。

 

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