お知らせ・コラム
新型コロナ発生による施設の消毒命令と準備が可能となる損害保険とは
誰しも感染する可能性がある新型コロナウイルス。いまだ猛威を振るっており感染者は増えるばかりです。もし、感染の疑いのある方が検査結果で陽性となってしまったら?または多くの人数が集団でかかってしまうクラスターを発生してしまったら?など企業の経営者様が抱える悩みはつきません。今回は、万が一新型コロナによる施設の消毒命令が下った場合について損害保険代理店の観点から解説していきます。
【目次】
1.新型コロナによるクラスターの発生をふせぎましょう
2.新型コロナによる施設の消毒命令とは
3.新型コロナに備えられる損害保険とは
4.今回のまとめ
新型コロナによるクラスターの発生をふせぎましょう
新型コロナによるクラスターが発生した場合どうしたらよいのでしょうか?
クラスターとは
クラスターという用語の意味を調べると「同種のものや人の集まり。群れ。集団」となります。よくニュースなどで取り扱われるこの”クラスター”という言葉は集団感染を意味しています。また、数十人規模の患者の集団のことを小規模患者クラスターと呼びます。
集団感染の共通点としては3つ
①換気が悪い場所
②人が密に集まって過ごすような空間
③不特定多数の人が接触する恐れが高い場所
以上の共通点があります。厚生労働省でも呼びかけが行われていますが、「換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まること」を避けてください。イベント等を開催する方々は、風通しの悪い空間や人が至近距離で会話する環境は、感染リスクが高いことから、その規模の大小にかかわらず、その開催の必要性について検討するとともに、開催する場合には、風通しの悪い空間をなるべく作らないなど、イベントの実施方法を工夫することが求められています。
新型コロナによる施設の消毒命令とは
では次に新型コロナに感染してしまった患者が発生した場合の消毒実施までの流れを解説していきます。
患者が発生した場合には、保健所が疫学調査を行い、感染拡大のおそれがある施設に対して消毒を指示します。消毒は、保健所の指導のもと、以下のいずれかの方法で実施します。
①その場を管理している者【管理者】が消毒する。自宅の場合は患者もしくはその家族
②管理者から消毒業者へ消毒を依頼し、業者が消毒する。
ここで特に注意したい点は、どちらの方法にしても消毒にかかる費用は自己負担だということです。
患者発生から消毒を実施するまでの流れ「フローチャート」
患者の手の触れた場所をふき取りにより消毒します。消毒薬は次亜塩素酸ナトリウム、もしくは消毒用エタノールを使用します。
新型コロナに備えられる損害保険とは
上述したように、ひとたび新型コロナによる患者がでたり、クラスターが発生してしまうと、多大な時間とお金、労力がのしかかってきます。企業としてはいちはやく誠意のある対応をして、ビジネスへの影響を最小限に抑えることが急務だと考えます。
各保険会社から開発される保険の中にはこのような新型コロナから発生するリスクに対して備えることができる保険や特約が様々でています。
例えば、、、
・施設汚染や汚染の疑いがあり、保健所等から消毒その他の処置の命令を受け、消毒費用が発生した際に給付金タイプで備えるもの
・業務に起因した新型コロナウイルス感染症による従業員の死亡や入院に備えられる保険。※労災保険の給付が決定した際に発動するもの
・いつ感染するかもわからない新型コロナウイルス感染症などに加えて、業務時間外も含めた従業員さまの病気入院に備えることができるもの
などなど
関連する保険や新特約がぞくぞくと増えてきています。多くのものが業務災害総合保険に紐づいたものが多いと感じます。一度お付き合いのある損害保険の代理店担当に聞いてみると良いかもしれません。
今回のまとめ
いくら保健所からの指示だからと言っても、消毒命令に従って業者にたのむ費用は実費が各企業の負担となります。そのあいだの通常業務への影響も追加して考えますと、あらかじめ新型コロナによる感染影響を鑑みて損害保険の準備をしておく選択は有効だと思います。新しい情報について現状のご担当者さまへ確認してみましょう。
新型コロナに対応する損害保険をお探しであれば、株式会社保険ポイントへぜひご相談ください。保険は難しいと感じることもあるかもしれませんが、精一杯わかりやすくご案内いたします。弊社スタッフが愛知エリアを訪問、もしくは、全国リモート対応することも可能です。
TEL>052-684-7638
お電話、メール、どちらでもお待ちしております。