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自動車保険を見直す際に高速道路での落下物事故を想定する
高速道路や幹線道路を走行中、落下物を目にされる方も多いと思います。もし事故につながるような危険な落下物を発見したらどうしたらいいのか。
又、落下物による原因で事故にあったらどうしたらいいのか。
今回はそういった高速道路での落下物にともなう事故を想定しながら自動車保険の見直しの際に特約を検討するなどの注意点や行動についておまとめしました。
【目次】
1.主に高速道路で落下物による事故が発生しています
2.落下物が原因の事故で落とし主が見つからない場合はご自身の自動車保険を使うことになります
3.今回のまとめ
主に高速道路で落下物による事故が発生しています
高速道路や、幹線道路、国道などで、落下物に気づかれる方も少なくないと思います。
高速道路では、落下物も非常に多く、最も多いのがシート類です。段ボール、毛布、鉄くず、トタン、木材、タイヤ等も上位を占めています。
落下物を踏んで事故の原因になったり、又、シートが飛んできて、フロントガラスに張り付くなんて言う、とても恐ろしい事故も発生しております。
落下物が原因でわき見運転が増え、その結果、玉突き事故等も頻繁に多発しています。
又、落下物は、事故にならなくても渋滞の原因にもなります。
一言に落下物といっても、そこから様々な事故に発展する可能性があるので要注意です。
落下物が原因の事故で落とし主が見つからない場合はご自身の自動車保険を使うことになります
実際落下物事故の被害にあったり、もしくはご自分の車から荷物を落下させた可能性がある場合、走行中に危険な可能性がある落下物を発見した場合等は、事故にあってしまったら110番通報、その他トラブルや落下物を発見された場合は#9910の道路緊急ダイヤルまで連絡をしましょう。道路緊急ダイヤルは全国の高速道路、又国土交通省が管理する国道は全て対象となり、24時間通話無料でご利用できます。
各高速道路の調べによりますと、一日の落下物処理(動物の死体処理も含む)が約850件あるという事です。これは、一分半に一件起こっているということになります。
落下物が原因で起きた事故の責任は、当然、落とし主にあるのですが、落とし主が見つからないと言う事も数多くあります。
そのような場合は、ご自分が加入されている保険を使うことになります。まさに自動車保険の対象案件となるので補償内容に注意したいものです。
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今回のまとめ
事故の原因は様々ですが、落下物事故というのは、意外と盲点なのかもしれません。
そして、落下物が原因で事故の被害にあってしまっても、落とし主が判明しない場合は、ご自身の車両保険を使うことになります。
現在ご加入の車両保険にどのような特約が付いているのか、また車両保険の種類についても確認が必要です。万が一単独事故が補償されない車両保険の場合(車対車Aとも言う)、ご自身の車を修理する保険金は対象外となりますので注意しましょう。
又、ご自身の車に積んでいる荷物が落下する可能性もございます。そのようなときにお車に積載された事業用動産をお守りすることも自動車保険の特約にて可能となります。いつ被害者になるか、いつ加害者になるか、予想もできない状況で事故が起こる可能性があるのが自動車事故です。
さらに法人保険を加入されている企業様はさらに注意も必要です。複数台を所有されている企業様は、補償のかけ漏れがないよう自動車保険の対人賠償、対物賠償についても把握しておく必要があります。自動車管理台帳をつくって、すべての車の情報(保険だけではなく車体番号や車両登録番号など)を把握しておきますと、いざというときの事故に素早く対応できるのでオススメです。
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