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『こころの耳』への相談が急増しています!

『こころの耳』への相談が急増しています!

最近では、新型コロナウイルス関連のニュースが途絶えず、新規感染者も毎日のように増えてきており、仕事やプライベートの自粛などでおおくの不安やストレスを感じている方も少なくないはずです。

そういった背景もあり、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』は厚生労働省委託事業として一般社団法人日本産業カウンセラー協会が受託して開設となりました。

今回は当サイトについての運用方法と相談事例などを取り上げていきます。

【目次】

1.働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』とはどんなサイトなのか

2.テレワークに関する相談が増えています

3.今回のまとめ

 

働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』とはどんなサイトなのか

働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』というサイトをご存知でしょうか。当サイトの目的は、職場でのメンタルヘルスへの対策(自殺の予防対策を含む)および過重労働対策についての事業者、労働者、家族等への的確な情報提供の基盤を整備することとして令和2年に開設となりました。

「どこに相談すればよいか」「どのように取り組んだらよいか」「どのような支援があるか」などの様々な疑問にわかりやすく情報を提供することを目的としているサイトとなります。

こころの耳サイト> https://kokoro.mhlw.go.jp/

上記のサイトの中で情報を自分で調べたり相談することができます。また相談方法としては、電話相談、SNSからの相談、メールでの相談、に対応しており、ご自身のお好きな方法で問い合わせすることが可能です。

この中には、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う仕事や生活上のストレスについて、専門家からのアドバイスや関連学会からの専門情報、生活関連情報、専門相談窓口などを掲載しています。

テレワークに関する相談が増えています

緊急事態宣言が出された2020年4月から宣言が解除された7月の間に寄せられた相談のうち、相談内容を「テレワーク」「在宅勤務」「リモート」に絞ってみると、下記の2つに分かれます。

①周囲に同僚や上司がいない状況で作業を行うことの影響によるもの

②生活と仕事の線引きが困難であることの影響によるもの

それぞれについての相談内容を紹介します。※安全スタッフ記事参照

①周囲に同僚や上司がいない状況で作業を行うことの影響によるもの

【こころの耳への相談】

・上司に質問しても、メールの返信が遅かったり、期待する答えがもらえずむずかしさを感じる。

・社会人2年目だが、ミスを引きずってしまう性格。テレワーク中のため相談しにくい。

・転職直後にテレワークとなり、わからないまま任される仕事が増え、ミスや残業が増加し、精神的負担も限界。

・テレワークで相手の表情が見えず不安。人と関わることが怖い。

・在宅勤務で同僚と会話できずストレスがたまる。

【産業医からの意見】

・人間関係が構築されていない中、文字中心のコミュニケーションだけでは相手の表情も読めず、言葉の意味を読み取りにくい。

・上司や同僚にちょっとした質問・確認・相談がしにくく悩みを抱える。

・管理職でも職場の状況や部下の顔を知らずに職務を遂行しなければならないことがプレッシャーになる。

・メールや電話だけでは指示内容が大雑把となり、指示が理解しにくくなる。

②生活と仕事の線引きが困難であることの影響によるもの

【こころの耳への相談】

・終電などの「就業のきっかけ」がなく、24時以降もテレビ会議をするなど、長時間労働となり心配。

・休日でも仕事場のような家にいるため、心が休まらない。

・自分の仕事中に休校中の子供の勉強も見なければならず、イライラして大変。

・テレワークで仕事が効率化されて、昼から飲酒してしまう。

・ストレスのせいで10年間やめていたタバコをすいだした

【産業医からの意見】

・飲酒量が増え、家族とトラブルになる。

・車通勤の必要が無くなった結果、飲酒量が増える。

・朝早く起きて通勤しなくて良いため、睡眠のリズムが乱れ、憂うつ感を感じる。 など

在宅勤務のテレワークはメリットが多い反面、上記にとりあげたようなデメリットも目立ちます。

また、メンタル面でのサポートについては、民間の保険会社の労災の上乗せ保険の付帯サービスによって、メンタルケアカウンセリングを受けることも可能です。

付帯サービスならではの24時間の健康相談窓口が使える商品もあるので、企業の保険を検討する際に、そのようなサービスを確認するのも良いでしょう。

今回のまとめ

新型コロナウイルスの感染拡大にともなって、新しい働き方が広まる一方で、従業員の抱えるストレスも増大してしまっています。そのようなお悩みを相談できる窓口、サイトを知っておくこと、また使える保険の付帯サービスを把握しておくことも重要です。まわりで悩みをかかえている従業員へぜひお知らせしてあげると業務の効率化や問題の早めの対処の助けになるかもしれません。

 

労災の上乗せや損害保険のご相談は、株式会社保険ポイントへぜひお任せください。企業保険に詳しいスタッフがわかりやすく丁寧にご案内いたします。

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