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お知らせ・コラム

【第35号】保険ポイントニュースレター発行について

ご契約者様、ご関係者様へ

平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。

 

先日、落語を見る機会があったのですが、その中で落語とはなんぞや?の部分がとても興味深かったので幾つか紹介させていただきます。

・落語はその場で当日のお客様の反応をみて判断する(臨機応変に盛り上がり度合いを見ながらお話内容を変更するみたいです)

・落語家は事前に演目を決めたくない。

・1人で喋ってストーリーを展開する。右を向いたらある人に、左を向いたらべつの人に、なりきって2人が会話をしているように表現する。

・目線の上下で背の高さを表現したり人との距離感も遠くの人と近くの人に話しかけるのを上手く表現。

・扇子と手拭いを使ってあらゆるものを表現。代表的なのはお蕎麦を食べるしぐさ(音をたててすする)

・音だけ聞いても物語を想像できるのが落語

以上です。

なかなか普段触れ合うことのない分野でしたし、今の時代にあっても、アナログの技術を精一杯駆使して表現する文化というのは、なんだか落ち着くような、どこか懐かしいような、気分になり楽しむことができました。

さて、弊社では毎月定期便にてニュースレターを発行しております。下記にて内容をご紹介いたします。

【目次】

■第35号保険ポイントニュースレターについて紹介いたします

・会社の役員は労災保険の対象外?労災の上乗せ保険での備えとは

・「天災地変」により被災した場合は業務上の労働災害となるのか

 

第35号保険ポイントニュースレターについて紹介いたします

記事の抜粋と関連コラムコンテンツを紹介させていただきます。

会社の役員は労災保険の対象外?労災の上乗せ保険での備えとは

結論から申しあげますと、役員は原則として労災保険の対象外です。ただし、実際は実態に応じて判断され、一定の要件を満たせば労災保険に加入できる特別加入制度もあります。労災保険は、労働者が業務、通勤中にケガや病気、障害などを受けた場合に給付が受けられる制度です。あくまでも被保険者は労働者「事業に使用されるもの(使用人)」で「賃金を支払われる者」ですので、役員は原則として労災保険の対象外となります。また労災保険は正社員だけではなく、パートやアルバイトなどにも適用されます。役員は労働者を使用する側(使用者)にあるため労災保険の対象外となります。もし役員が業務災害でケガや病気をした場合、役員としての業務によるものについては、健康保険が適用されません。※健康保険法第53条の2および健康保険法施行規則第52条の2。そのため役員の業務災害による治療費は基本的には全額自己負担となります。ただし健康保険被保険者数が5人未満の適用事業所において、従業員の業務と大きく変わらない労務に携わる者の業務災害は健康保険の給付対象となります。役員に対しての補償を備えるために労災特別加入制度以外にも民間の労災の上乗せ保険(任意労災)でご準備することも可能となります。

関連コラム>会社の役員は労災保険の対象外?労災の上乗せ保険での備えとは

 

「天災地変」により被災した場合は業務上の労働災害となるのか

業務中に台風や雷、地震や洪水など自然現象により被災した場合は労災保険の給付の対象となるのでしょうか?

天災地変についての労働局の考え方』

労災保険における業務災害とは、労働者が事業主の支配下にあることに伴う危険が現実化したものと経験法則上認められる場合をいう。天災地変による災害の場合はたとえ業務遂行中に発生したものであっても、一般的には「業務起因性」は認められない。天災地変は不可抗力的に発生するものであって、事業主の支配、管理下にあるか否かに関係なく等しくその危険性がある。しかしながら、その被災労働者の業務の性質や内容、作業条件や作業環境あるいは事業所施設の状況などから見て災害を被りやすい事情にある場合がある。その災害が天災地変を契機として現実化したものと認められる場合に限り「業務起因性」が認められる。

『まとめ』

被災の原因が単に「天災地変」という事象のみでは業務上災害とはされない。事業場の立地条件や作業条件・作業環境などにより、天災地変に際して災害を被りやすい業務の事情にある場合に限り業務上災害とされることに注意が必要です。

関連コラム>「天災地変」により被災した場合は業務上の労働災害となるのか

 

【第30号からの過去掲載記事は下記リンクよりご覧いただけます】

第30号>【第30号】保険ポイントニュースレター発行について

第31号>【第31号】保険ポイントニュースレター発行について

第32号>【第32号】保険ポイントニュースレター発行について

第33号>【第33号】保険ポイントニュースレター発行について

第34号>【第34号】保険ポイントニュースレター発行について

お読み頂きいつもありがとうございます。今後も名古屋の損害保険・生命保険代理店、株式会社保険ポイントをどうぞよろしくお願いいたします。