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労働問題の起きない職場環境がなぜ必要なのか

労働問題の起きない職場環境がなぜ必要なのか

今ほど労働問題を抱える企業が多い時代は無かったと思います。ここ10年間の厚生労働省の調査によると労働問題として、パワハラ、マタハラ、超過勤務、成果主義人事制度の導入による疲労、ストレス等からくる精神疾患者の急増などの特徴があるようです。労働問題を抱える企業は労働問題が発生する度に、二重(働けない負と賠償問題の負)にも三重(さらにブラック企業のレッテル等)もの苦痛を受けることになります。労働問題が発生してから、手立てを講じても遅くなってしまいます。転ばぬ先の杖を考える企業こそホワイト企業であり、逆に二重にも三重にも利得を積むことにもなります。今回は、労働問題を起こさないための企業風土について考えていきましょう。

【目次】

1.パワハラを防止するために

2.モチベーションの高い職場環境づくり

3.今回のまとめ

 

パワハラを防止するために

・パワハラについて

厚労省の調査で最近、特に増加傾向にあるのが、いじめ、嫌がらせによる労働相談で、いわゆるパワハラです。パワハラの定義については、特別法律などに定めがあるわけではありませんが、一般的には「管理者等の地位を利用して、部下指導の範疇を超え、継続して相手の人格や尊厳を傷つける言動を行い、やる気をなくすような職場環境を招いたり、雇用不安を与えること」を言うとされています。従って、上司が部下にどの程度のことをしたかだけではなく、部下がその言動によりどの程度傷ついたかということがポイントになります。つまり上司が良かれと思ってしたことでも相手の人格を傷つける言動であればパワハラとなります。ここで許されないパワハラ一覧を見てみましょう。

職場のパワーハラスメントに当たりうる行為

身体的な攻撃・・暴行、傷害

精神的な攻撃・・脅迫、名誉棄損、侮辱、ひどい暴言

人間関係からの切り離し・・隔離、仲間外し、無視

過大な要求・・業務上不要なことや遂行不能なことの強制、仕事の妨害

過少な要求・・能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じる、仕事を与えない

個の侵害・・私的なことに過度に立ち入る

・パワハラなのか指導なのか

ここでは普段の部下指導の中で、指導なのか、指導の範疇を超える言動なのかを考えていきます。

「まだ入社半年しか立たない佐藤君がこんなにできるのに10年もなる君はできないのか」

「その程度の仕事で良く班長が務まるな。これから身の振りを考えたらどうだ」

「どうせできないのなら、のり付けかホチキス止めぐらいしていろ」

という言葉を繰り返し言えばパワハラになりますが、同じ内容でもこのような言い方をしてみてはどうでしょうか。

「まだ入社半年しか経ってない佐藤君でもやれるのだから君ならやる気を持ってやれば十分できるのでは」

「班長としては今日までそれなりの仕事をこなしてきてくれたけど、やはり大切な班員指導が少し弱いので、これからはそこに力を入れてやってくれないか」

「今回は無理だったが、どこに問題があったのかもう一度考えてみて、君なりの考えをもって明日にでも話し合おう」

などと言えば同じ状況であってもパワハラとは無縁の指導ができて、部下のモチベーションアップにも繋がりそうです。

モチベーションの高い職場環境づくり

定着率の高い職場、明るい職場、開かれた職場、やりがいや働きがいのある職場、信頼関係のある職場、モチベーションが高く主体性のある職場。こうした職場の共通点はストローク環境が形成されている職場と言えます。

・ストローク環境とは

ストロークとは交流分析(自分自身の人間関係やコミュニケーションの傾向を知り、対人関係の問題を解消したり、トラブルを回避したりするための心理療法のこと)で使う用語で、肉体的、精神的に相手を受容し、認容する働きかけのことですが、こうした環境が職場に満ちていれば、間違いなく人間性や個人の尊厳が尊重された職場と言えます。逆に労務トラブルにまで発展する企業をみると、必ずといっていいほど、良いストロークではなく、ディスカウント(相手を認めない、受け入れない、否定する働きかけ)された環境が支配的です。下記にストロークディスカウントの一例を例示していますが、ストロークの環境を企業風土にしていくためには、経営陣が真っ先に陣頭指揮を執って進めていく必要があります。

ストローク
<声掛けの例>

おはようございます、一緒にがんばろうよ、大丈夫ですか、よくやったね、手伝いましょうか、ご苦労様、ありがとうございます、気をつけてね、いってらっしゃい、申し訳ないです、気にしなくていいよ、どういたしまして、お元気ですか、すみません、こうしてみたら、私がやります、大変だったね、やってみましょうか

<働きかけの例>

褒める、励ます、うなずく、会釈する、相槌をうつ、微笑む、握手する、拍手する、一緒に喜ぶ

ディスカウント
<声掛けの例>

馬鹿だな、何度言ったらわかるんだ、まだ分からないのか、できるものならやってみろ、ドジ・バカ・マヌケだな、いつまで待たせるんだ、役立たず、余計なことをして、勝手にしろ、どうしようもない奴だな

<働きかけ>

皮肉、嫌味、噂話、けなす、目をそらす、命令、疑う、にらむ、嘲笑、冷笑、無視、無関心、仲間外れ、陰口、ソッポを向く、嘘をいう

今回のまとめ

労務トラブルに対応する保険としては、雇用慣行賠償保険や使用者賠償保険などがあり、パワハラやセクハラなどのハラスメントから労災訴訟等を含めて対応することは可能です。ただし労務トラブルは、会社の評判を落としたり従業員のモチベーションを下げる等、百害あって一利なしと言えます。普段から、モチベーションの高い明るい職場環境づくりに取り組むことにより労務トラブルを発生させないことが一番大切な事になります。

 

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