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塗装業者が入るべき賠償保険とは?建設業の保険を基礎知識から解説

塗装工事中に塗料がまわりに飛散して近隣の自動車に損害を与えてしまった、、などのリスクやトラブルをご心配されている方も少なくないでしょう。そんな時「トラブルが発生した時にすぐに対応できるように保険に加入したいが、補償される場合はどんな時か?」「保険の種類がたくさんあって分からないけど、どんな保険に入れば良いの?」など保険は種類も多いために難しくて分からないと困っている方もいらっしゃるかもしれません。今回は塗装業の方がぜひ知って頂きたい損害保険についてご紹介していきます。
【目次】
1.塗装業者のトラブルや事故はどんなものがあるのか
2.塗装業に必要な工事保険はどんなもの?
3.今回のまとめ
1.塗装業者のトラブルや事故はどんなものがあるのか
事故やトラブルの可能性が高い塗装業を営んでいる方は、安全面や安定した経営をするために様々なリスクに備える必要があります。塗装工事において、作業中と作業後に起こる事故やトラブルの事例も紹介していきます。
【作業中】のトラブルや事故
・塗装中にペンキが飛んで、近くの建物や車を汚してしまった
・ペンキの缶を高い場所から落としてしまい通行人にケガを負わしてしまった
塗装をする際、スプレーで吹付ける場合でもローラーを使って塗装する場合でも、対策していても塗料は飛散することがあります。また 作業中どれだけ注意をしていたとしても第三者の人やモノに損害を与える可能性もあるでしょう。
【作業後】のトラブルや事故
・塗装が完了し依頼者に引き渡し後、塗料の乾きが不十分で通行人の服を汚してしまった
・工事完了後に、塗装不要の箇所まではみでて塗装してしまったことが発覚した
工事が完了して引渡し後であっても、トラブルが発生する恐れはあります。引き渡した後だから関係ない訳ではなく、塗装業者が責任を求められます。塗装業の場合、第三者から損害賠償を求められることも多く、第三者からの信用を失わないためにも保険に加入し即座に賠償責任を取れる体制をととのえておく必要があります。
2.塗装業に必要な工事保険はどんなもの?
塗装業では、前の項目で取り上げたような「塗装工事におけるトラブルや事故」に備える損害保険が必要です。大きく分けると2つの種類の保険が存在します。
【作業中】請負業者賠償責任保険
【作業後】生産物賠償責任保険「PL保険」
作業中に起こったトラブルは「請負業者賠償責任保険」で対応し、作業後に起こったトラブルは「生産物賠償責任保険(PL保険)」の範疇となります。
【作業中】請負業者賠償責任保険
請負業者賠償責任保険とは、工事中に第三者の人やモノに危害や損害を与えた場合に会社が被る損害を補償してくれる保険です。工事が終わった後に起こった損害については補償の対象外となるため注意が必要です。工事後の補償をカバーしたい場合は、生産物賠償責任保険(PL保険)に加入する必要があります。
〇請負業者賠償責任保険が適応される場合とは
・塗装中に近くの建物・車に塗料が飛散してしまい汚してしまった
・塗料資材を運んでる最中に第三者の車にぶつけてしまいキズつけてしまった
工事中に第三者の人やモノに損害を加えた場合対象となります。保険に加入することで、早急に謝罪するのと賠償責任対応が出来るという点で、早く信用を取り戻せるというのもメリットです。
×請負業者賠償責任保険が適応されない場合
・塗装工事中に豪雨で塗料がすべて剝がれてしまった
・引き渡し後に塗装洩れが見つかり、損害賠償金を請求された
自然災害や工事後のトラブルや事故は、保険対象外となります。またそもそもの工事の塗り洩れなどの単にミスだけになると損害とは認められないケースもございます。
【作業後】生産物賠償責任保険(PL保険)
生産物賠償責任保険(PL保険)とは、工事が完了し引き渡したモノや仕事の結果が原因で賠償責任を負うことになった損害を補償してくれる保険です。請負業者賠償責任保険とは反対で、工事完了後に起こった損害が対象となります。※PL保険とは・・・1995年7月1日に施工された製造物責任法(PL法)によって製品事故が発生した場合には、被害者が製品の欠陥を証明できればその製品の供給者側である事業者の過失の有無を問わずに損害賠償責任を追及できるようになりました。
〇生産物賠償責任保険(PL保険)が適応される場合
・引き渡し後に塗装方法がわるく塗料の液だれが起こり、フロアに塗料が飛んでしまった
生産物賠償責任保険は、建設業だけではなく幅広い業種の方に必要とされる保険です。注意をして仕事をしていてもミスや事故を起こさない可能性はゼロではありません。万が一の場合に保険に加入して安心して仕事を行える体制作りも大切です。
×生産物賠償責任保険(PL保険)が適応されない場合
・従業員がわざと近くの車に塗料を塗っていやがらせをした
・通常の塗料ではなく、危険な薬品を使って塗った
故意、重大な過失やわざと行ったことに対しては保険は対象外となります。
3.今回のまとめ
保険加入する場合は、いつから保険開始になるのか?誰が補償をうけられるのか?免責事項について、などあらゆる損害を想定した事故事例など保険営業担当者と打ち合わせをしましょう。また実際事故が起きてしまったらまず何をすべきかなどの出口の部分を必ず確認しておいてください。いざという時に不安を払拭できるよう損害保険が助けになってくれるはずです。
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