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【自動車保険の任意保険】うっかり契約忘れの無保険はございませんか?

【自動車保険の任意保険】うっかり契約忘れの無保険はございませんか?

日常の中で車を使用されているかたは、自動車保険に加入されているとは思いますが、万が一にも加入を忘れていた場合や更新もれしてしまっていた場合は大変なこととなってしまいます。先日3月3日の中日新聞にも『無保険 途方なき代償』という記事が書かれており、その内容にはまさかの無保険状態で対人事故を起こしてしまったという悲劇が記載されておりました。今回はその記事をもとに自動車保険の任意保険の重要性を解説します。

【目次】

1.まさかの無保険で対人事故を起こしてしまった方の悲劇の事例とは

2.なぜ自動車保険の任意保険が必要なのか!自賠責では足りないから加入が必要

3.今回のまとめ

 

まさかの無保険で対人事故を起こしてしまった方の悲劇の事例とは

無保険での事故がどれだけ怖いのかを、身をもって経験するわけにはいきませんので、事例を使って想像してみましょう。

※2021年3月3日の中日新聞【無保険 途方なき代償】参照

昨年2月。名古屋市内の県道交差点にて。介護福祉士のSさんは右折レーンで車を一時停止した後、片側2車線の道路を並んで対向してくるバイク2台に気づかないまま、アクセルを踏んだ。続けざまの衝撃音。Sさんは横断歩道上に車を止めて外に出た。相手の2人のうち一人は立ち上がったが、もう一人は血まみれで動かない。いずれも20代の男子大学生だった。救急車で運ばれた2人は一命をとりとめたが、頭や腰の骨を折り、後遺症を伴う重傷を負った。自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われたSさんは「確認した記憶はあるんですけど、足りなかったということです。」と全面的に非を認めた。直立不動で、緊張のせいで両肩が上がり、両手はこぶしをつくったり開いたりとせわしない様子。「私の重大な不注意で、申し訳ありません。」そして「不注意」は運転そのものだけではなく、任意保険に入っていなかった。Sさんいわく、車の乗換に伴う手続きミス。任意保険の見直しをすすめられ、契約したつもりだったが、実際には保険料を支払っていなかった。「ずっと対人無制限の保険に入っていたんですけど、情けない限りで、、」うなだれるSさん。100万円を超えて今なお増え続ける被害者の治療やリハビリ費用。その他バイク2台の弁償や慰謝料がのしかかってくる。Sさんは「出来る限り返したい」とは言うが、完済できる見通しは立っていない。2021年2月に確定したSさんの刑事処分は禁錮1年3月、執行猶予3年。「働いて返したい」と実刑回避を訴えたSさんの意をくんだ判決だったが、執行猶予終了の2年後まで、介護福祉士の資格は失われる。Sさんは介護の仕事をやめ、職探し中だ。事故をきっかけに生活基盤もゆらぎはじめている。母親には軽い認知症もあることから、Sさんが遠くに働きに出るわけにもいかない。「残りの人生をかけて償う」と誓った弁済だが、たまたま通りかかった交差点で事故を起こし、たまたま無保険だった代償は、途方もない。

いかがでしたでしょうか。

事故を起こす事はもちろん、保険に未加入だった場合の人生におけるマイナスは計り知れないものがあると感じますよね。

なぜ自動車保険の任意保険が必要なのか!自賠責では足りないから加入が必要

では次に、なぜ自動車保険の任意保険が必要となるのでしょうか。答えは簡単です。なぜなら車検時に加入する強制保険である自賠責保険だけでは金額が足りないからです。

自賠責保険で対象となる部分をおさえておきましょう。

自賠責保険とはなにか

自賠責保険とは自動車損害賠償保障法によって「すべての車の所有者に加入が義務付けられている損害保険」です。自賠責保険は強制保険ともいわれ、車の所有者に加入が義務づけられている保険であり、加入していなければ車検が通らず、一般道を走行することはできません。※ちなみに自賠責保険を切らせたまま一般道を走行すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金。に加え違反点数6点が付加されるため一発免許停止処分となります。

自賠責保険の補償の範囲とは

相手への傷害による損害

支払い限度額120万円

治療関係費(治療費、通院交通費等)、文書料(交通事故証明書等の発行手数料)、休業損害および慰謝料が支払われる

相手への後遺障害による損害

最高で4000万円まで

後遺障害による損害の支払い限度額は、障害の程度により大きく3つに分類される

・神経系統の機能障害や精神・胸腹部臓器への著しい障害(要介護状態)

常時介護を必要とする場合(第1級) 4000万円

随時介護を必要とする場合(第2級) 3000万円

・上記以外の後遺障害

3000万円(第1級)~75万円(第14級)※逸失利益及び慰謝料として保険金が支払われる

相手の死亡による損害

死亡による損害の支払い限度額は3000万円。

葬儀費、逸失利益、被害者および遺族の慰謝料として保険金が支払われる

 

上記をみると、強制保険でまかなわれる部分は最低限の補償といえます。相手を死亡させておいて3000万円では到底足りません。その足りない部分を補填するため自動車保険の任意保険でオススメなのは、「対人対物無制限」の補償です。言わずもがな、あたりまえのようにこの対人対物の部分は無制限を付けておいてください。万が一の事故の際にお相手への補償が足りない、、なんてことが起きないよう、任意保険ですがもはや必須といえるでしょう。

今回のまとめ

自動車保険には自賠責保険と任意保険があり、どちらも大事な保険です。自賠責保険については新車登録の際や車検をとおす際に、必ず必要なので忘れることはそうそう無いかもしれませんが、任意保険はその名の通り任意ですので、ご自身のご判断にかかっています。しかしながらこの任意保険が無いため、もしくは保険をかけているのに必要補償に入っていない為に、突然の事故で人生が変わってしまうこともありえます。

今一度、ご自身の任意保険について見直しする機会を作っていただくことをお勧めします。

 

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