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【電気工事関係者必見!】電気機械器具製造業さま向けのおすすめ保険とは
電気機械器具製造業さまは、主に電気エネルギーの発生、蓄蔵、送電、変電および利用をおこなう機械器具の製造を行なっております。具体的には、変圧器、発電機、配電盤、配電器具、開閉装置などの産業用電気機械器具の製造、設置、点検、メンテナンスなどを行います。工場や様々な施設で電気を使用して機械や設備を動かす際にかならず必要になる設備が電気機械器具になりますので、我々の生活に無くてはならないお仕事と言えます。
今回は、電気機械器具製造業さま向けのおすすめの損害保険についてご紹介していきたいと思います。
【目次】
1.工事現場の保険だけではカバーできないリスクもあります
2.自社工場などでの製品や支給資材の組立中や作業中の事故に対して備える
3.製品の輸送中や納入作業中の事故に対する備えとは
4.今回のまとめ(商品、製品に対しての地震リスクへの解決法もあります)
工事現場の保険だけではカバーできないリスクもあります
自動車保険、労災上乗せ保険、第三者賠償保険、火災保険など企業活動を行ううえで必要な保険は色々とございますが、まずはリスクごとに対応している保険について触れていきたいと思います。
第三者賠償責任保険(工事賠償責任保険など)
工事現場や営業活動中に他人の財物に損害を与えてしまったり、他人にケガをさせてしまった時や死亡させてしまった時などに請求される法律上の賠償責任に備えます。
例)・工事現場で火災を発生させてしまい機械や建物に損害を与えてしまった。
・電気工事のミスで誤って電気設備をショートさせてしまい、修理費用と工場が停止期間の損害賠償を請求されてしまった
労災の上乗せ保険
ご契約企業さまの役員・従業員・パート・アルバイトの方に加えて、下請けや一人親方など協力会社の方を含めて万一のケガに備えます。
例)・応援で来てもらった職人さんが工事現場内で作業中に脚立から落下して骨折。
労災上乗せ保険から休業日額と通院日額をお支払いした。
事務所や倉庫などの火災保険
建物、設備や在庫や製品などを補償の対象として、火災や水災、風災、盗難などのリスクに備えることが出来ます。
例)
・老朽化した設備から出火し建物や設備などを燃やしてしまった。
・夜中に空き巣が侵入して道具や機械を盗難された
多くの企業様では、上記でご紹介した賠償保険、労災上乗せ保険、火災保険に加えて自動車保険などにはしっかりとご加入されているかと思います。しかし上記の保険だけではカバーできない可能性があるリスクがいくつか存在しますので紹介します。
例)
・業務用配電盤を自社工場内で組立作業中に転倒させて破損してしまい支給資材の部品と組立中の部品の交換が必要になってしまった
・納品予定の電気機械設備をトラックで運搬中に単独事故を起こしてしまい、運搬中の設備を破損させてしまった。
・支給資材を自社倉庫で保管中に河川の氾濫により水没させてしまった。
・新しく設置予定の機械を現場内で転倒させてしまい破損させてしまった
このような事故の際に補償できる保険にご加入でしょうか?
賠償保険や火災保険の特約などで一部カバーできる内容もございますが、一度業務フロー等を作成し、想定されるリスクに対して対応できる補償に加入しているのか定期的に見直しを行うことも必要かと思います。
自社工場などでの製品や支給資材の組立中や作業中の事故に対して備える
切れ目の少なく便利な保険種類もあります。
凄いぞ!!国内物流総合保険
自社工場内での組み立て作業中に製品や半製品を壊してしまった時や元請けからの支給資材等を破損させてしまう可能性がある時など国内物流総合保険でカバーできます。
国内物流総合保険は日本国内に存在する契約者の商品・製品・半製品・在庫・原材料などに対して保管場所を指定することなく包括して補償することが可能です。さらに対象となる事故も幅広いです。
国内物流総合保険で対象となる事故とは
火災、爆発、もしくは輸送用具の衝突・転覆・脱線・墜落・不時着・沈没・座礁からすべての偶然な事故によって生じた損害まで保険の対象が保険期間内に起きた損害に対して補償します。また自社工場・自社倉庫だけでなく加工委託先における保管中や加工中も補償の対象となります。
ただし、建設業においては納入作業中の事故、現場工事内での保管中・作業中の事故は補償できないなど一部補償できないケースもあるので補償内容の確認が必要となります。
製品の輸送中や納入作業中の事故に対する備えとは
製品の輸送中の事故に対する備え
倉庫から倉庫やお客様の工場への輸送中の事故に対しても国内物流総合保険で補償する事が可能です。さらに保険会社によっては元請け会社からの支給資材も補償できる内容になっています。運搬中の事故が気になる方は是非、一度内容をご確認ください。
納入作業中の事故に対する補償は組立保険なども検討
製造業や小売り・卸売業などでは、基本的には引き渡しまでが補償の対象となりますので、簡単な設置作業までは国内物流総合保険の補償の対象となります。
ただし建設業などでは、納入作業に対して取付作業や試運転など現場作業が想定されるので国内物流総合保険では補償できないとしている保険会社もあります。
現場作業を伴う建設業様などでは、別に組立保険などにご加入しておくと現場内での自社の製品などの補償をカバーすることが出来るので安心です。
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今回のまとめ
お仕事の流れ(業務フロー)の中で、保険で補償できるもの、補償できないものを明確にしておくことが重要になります。今回ご紹介した国内物流総合保険や第三者賠償保険なども保険会社により若干補償内容が異なりますのでまずはご加入の保険証券の内容の確認が必要かと思います。
万が一補償の漏れを発見した時や、新たなリスクが発生した時などはためらわずに補償内容の変更や保険の見直しなどを行う必要があると思います。
建設業や製造業様むけの労災上乗せ保険や任意労災、損害保険などは、私共、株式会社保険ポイントへぜひご相談ください。
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