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【日額VS実費どっちが大事?!】医療保険の特徴をタイプ別に知ることで将来に備える

【日額VS実費どっちが大事?!】医療保険の特徴をタイプ別に知ることで将来に備える

ケガや病気で入院することになった場合は、治療についての心配と共に、金銭面での負担もあり不安になってしまうこともあるかもしれません。健康面で心配のない普段ですと、なかなか深く考えるタイミングも少ないかもしれませんが、医療の技術が進んでいるのと同じで保険についても今までとは違った新しい保険と変化があります。

今回は、民間の医療保険がどのような部分を補償できるのか、またそれに対応する保険種類について解説していきます。

【目次】

1.入院時には自己負担の費用が意外とかかります

2.日額保障型と実費補償型の違いについて

3.今どきの医療保険は至れり尽くせりです

a.診断書代を負担してくれる

b.ペットを飼っている方に朗報です

4.こんな時に役に立つ保険金支払い事例

5.今回のまとめ

 

入院時には自己負担の費用が意外とかかります

入院時にかかる費用は、大きく2つに分けられます。

「入院の治療費」と「入院時にかかる諸費用」です。

「入院の治療費」に関しては、ご加入の公的医療保険制度の自己負担額の準備が必要になります。例えば、健康保険の自己負担が3割の場合、全体で20万の治療費用がかかったとすると、6万円が自己負担分となります。

「入院時にかかる諸費用」とは、具体的には差額ベッド代、日用品の購入費用、親族が付き添う場合の費用などの諸費用部分です。

他にも、入院時の生活費、先進医療の技術料、入転院時にかかる交通費や宿泊費なども公的医療保険制度の対象外なので、自己負担となります。

こうしてみると、公的医療保険制度で賄える部分は思ったより少なく、自身で充分に準備しておくことが重要であることがわかります。

日額保障型と実費補償型の違いについて

医療保険のタイプは、大きく「日額保障型」と「実費補償型」の2タイプにわけられます。

日額保障タイプは、「入院1日あたり〇〇円」というように入院日数に応じて受取る保険金の額が決定します。一般的な医療保険はこのタイプが多いです。また給付金として、がんになったら100万円などの一時金の特約も付帯可能となります。
それに対して、実費補償型は、「いくらかかった」という実際にかかった入院治療費、及び入院にかかる諸費用に応じて受取る保険金の額が決定します。

日額と実費、どちらも大切な補償ですが、次の項目で実際の支払事例からどのように支払いできるかを紹介します。

今どきの医療保険は至れり尽くせりです

では、最新の医療保険についての特徴を取り上げます。保険会社はこぞって現代の生活の実情に合った形で保険を開発しているため、昔の保険と比べ特約や補償に特徴がでてきて面白いです。

診断書代を負担してくれる

保険の請求の際、診断書を提出するよう保険会社から求められることがあります。しかしこの診断書は、公的医療保険の給付対象とならないため、全額が自己負担となります。また、その金額についても特に定めがないため、各医療機関が自由に料金設定をしています。

ちなみに診断書代の全国の平均額は4841円となっています。※出典:産労 総合研究所2012年医療機関における文書料金実態調査

保険会社により違いはありますが、診断書の取得費用を10000円+消費税を限度に負担してくれる商品もありますので、営業担当に聞いてみると良いでしょう。(各保険会社や商品により、負担できるかどうか、限度額が違いますので要確認ください。)

ペットを飼っている方に朗報です

面白いサービスをひとつ取り上げます。ペットシッターの費用を補償してくれるサービスが基本補償される医療保険があります。なかなかペットを飼っていると、心配で外出がしづらいですが、一人暮らしの方やペットを多数飼いしている方も安心して入院治療することができます。

内容としては、ペットシッターの雇入費用やペットホテルへの預入費用などが対象です。

このように特徴のあるサービスを各社取り揃えているので、補償面とサービス面の観点から保険を選ぶのも重要といえます。

こんな時に役に立つ保険金支払い事例

実際の事例でみてみましょう。

例えば、ご自身が肺炎で9日間入院したとします。

病院の窓口で支払ったのは「190,990円」

そこから高額療養費制度(高額療養費について厚生労働省ホームページ参照)が適用され、実際の負担額は一日一万円する差額ベッド代も含めて「186,108円」だったとします。

そこでもし、一日10,000円の日額保障に入っていた場合、9日間の入院日数で合計90,000円の給付となりますので96,108円は自分で負担しなければなりません。

しかし、実費補償型の医療保険に入っていた場合は、かかった金額すべてが補償されますので自己負担はナシという結果になります。

どちらも補償という意味ではメリットがありますが、違いを理解して上手に保険を用意することをおすすめします。

昔からある保険ですと、多くは日額保障型の保険がほとんどです。そして最近では医療の高額化にともない、実費補償型が人気があります。

2つの違いのある保険を重ねて入った場合でも、しっかり補償は受けられます。上記のような状況を想像しながらベストな選択ができるとよいでしょう。

 

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今回のまとめ

健康保険適用外の治療でもしっかりした治療を受けたい、入院中も個室でプライバシーは守りたい、という方は実費補償型が向いているでしょう。
また、貯蓄が充分にあるなど、多少の自己負担分はあっても良いという方は保険料が割安な傾向のある日額保障型が向いているかもしれません。

そして予算に余裕があるのであれば、2種類の保険を組み合わせて入るのも一つの選択肢です。
それぞれの特徴を理解し、「自分は何が一番重要か?」で選んでみるといいですね

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